トレーニングを行うにあたって大切な、この「セット」という概念。
初級者の頃は「8~12回出来る重量を3セット」
という感じにセットを組んでいました。
それも良いんですが
それだと足りない場合もあります。
より強くしたい部位を鍛える際、飽く迄も上記のセットに従って愚直に行っても
思うような成果は得られません。実際僕も得られませんでした。
一般的にスゴイと言われるような身体になるには十分かも知れませんが、
一般的ではない世界で戦うのであれば、創意工夫が必須になりますね。
ありがちな行動として「重量を極端に上げる」というものがあります。
神経系を養うにあたってはこれも時には重要だと考えますし、
事実それを前面に押し出してワークアウトを論ずる方も大勢いらっしゃる。
僕もその理論は大賛成で、どちらかと言えば好きな考え方です。
ただし
重量を上げるという事は、従来の自分の限界値を超えたものを扱う、
ということなので・・・
当然ではありますが「ケガ」の可能性が跳ね上がります。
トレーニングにケガは付き物だとは思いますが
経験則で語るなら「ケガ」と「致命傷」は別次元の話であり、
限界を超える覚悟で自身の記録をオーバーした重量に臨むのなら、
ケガではなく、その「致命傷」を負う覚悟も同時に決める必要があります。
今までの自分はまさにその通りの鍛え方をしていました。
でも、これじゃ長く続きません。
気持ちだけ先行したって、身体が壊れてしまっては
トレーニングを継続する事は叶いません。
そして、その現実はとても悲しく、苦しいものです。
過去、多くのトレーニーがそれを経験し、涙を飲んだのだと思います…。
限界を超えたい、記録を伸ばしたい、筋肉をより大きくしたい
そう考えるのであれば、やはりジックリと順を追う事が
結局近道なのかな、と僕は考えるようになりました。
いきなり高負荷を扱えば、確かに一時的に速筋は肥大しやすい。
見た目としては、急成長を遂げたように見えるでしょう。
これも事実、そういう人間を自分も含めて、実際に見て来ました。
…しかしその延長上にある現実は、故障に苛まれ停滞したり入院したり。
そして、そういうトレーニングにハマってしまうと
速筋に拘る余り遅筋が脆弱になり、ハッキリ言って使い物にならない代物に
「成り下がり」ます。鍛えている筈なのに「成り下がる」のです。
ベンチプレス130キロを自称する人間が、
目の前でダンベルフライをやらせてみると
20キロ1セットで腕が上がらなくなる。
そしてフォームもメチャクチャで、
一体どこの部位に効いてるのか全く分からないやり方で
ただ重い負荷を挙げている「つもり」で満足してしまう。
そういう場合、膨れ上がったように見える筋肉は、
実は乳酸の塊だという事に本人は気付きません。
それじゃ余りにも悲しいし、なんのこっちゃ分かりません。
ナンセンスとも言えます。
なので、本当に永続的にトレーニングを続けたいのであれば、
そして本当に成長を望むのであれば、僕はキチンと分相応のセットを組む事をお勧めします。
現に無茶な増量を経て壊れてしまった人間を知っています。
そして、重い怪我と付き合う事を余儀なくされてしまった自分がいます。
ベンチプレスであれば
100キロを1発挙げるのではなく、まず80キロを8rep挙げる。
計算上、それが出来れば100キロは挙がる事になります。
または最近では「5×5」というやり方もポピュラーです。
トレーニング界でも、repsの重要性は見直されてきているようです。
何事も一朝一夕にはいかない。
ダイエットだって、怪しい食品やエクササイズで
急激に痩せる事が出来れば、それは楽かも知れませんが
後々襲ってくる弊害・デメリットは、きっと当人の想像を超えるでしょう。
ゆるゆるの地盤に無理やり土台をこさえて建てた家が
果たして何年原型を留めているでしょうか?
考えただけで怖いっすね、今の僕には。
初級者の頃は「8~12回出来る重量を3セット」
という感じにセットを組んでいました。
それも良いんですが
それだと足りない場合もあります。
より強くしたい部位を鍛える際、飽く迄も上記のセットに従って愚直に行っても
思うような成果は得られません。実際僕も得られませんでした。
一般的にスゴイと言われるような身体になるには十分かも知れませんが、
一般的ではない世界で戦うのであれば、創意工夫が必須になりますね。
ありがちな行動として「重量を極端に上げる」というものがあります。
神経系を養うにあたってはこれも時には重要だと考えますし、
事実それを前面に押し出してワークアウトを論ずる方も大勢いらっしゃる。
僕もその理論は大賛成で、どちらかと言えば好きな考え方です。
ただし
重量を上げるという事は、従来の自分の限界値を超えたものを扱う、
ということなので・・・
当然ではありますが「ケガ」の可能性が跳ね上がります。
トレーニングにケガは付き物だとは思いますが
経験則で語るなら「ケガ」と「致命傷」は別次元の話であり、
限界を超える覚悟で自身の記録をオーバーした重量に臨むのなら、
ケガではなく、その「致命傷」を負う覚悟も同時に決める必要があります。
今までの自分はまさにその通りの鍛え方をしていました。
でも、これじゃ長く続きません。
気持ちだけ先行したって、身体が壊れてしまっては
トレーニングを継続する事は叶いません。
そして、その現実はとても悲しく、苦しいものです。
過去、多くのトレーニーがそれを経験し、涙を飲んだのだと思います…。
限界を超えたい、記録を伸ばしたい、筋肉をより大きくしたい
そう考えるのであれば、やはりジックリと順を追う事が
結局近道なのかな、と僕は考えるようになりました。
いきなり高負荷を扱えば、確かに一時的に速筋は肥大しやすい。
見た目としては、急成長を遂げたように見えるでしょう。
これも事実、そういう人間を自分も含めて、実際に見て来ました。
…しかしその延長上にある現実は、故障に苛まれ停滞したり入院したり。
そして、そういうトレーニングにハマってしまうと
速筋に拘る余り遅筋が脆弱になり、ハッキリ言って使い物にならない代物に
「成り下がり」ます。鍛えている筈なのに「成り下がる」のです。
ベンチプレス130キロを自称する人間が、
目の前でダンベルフライをやらせてみると
20キロ1セットで腕が上がらなくなる。
そしてフォームもメチャクチャで、
一体どこの部位に効いてるのか全く分からないやり方で
ただ重い負荷を挙げている「つもり」で満足してしまう。
そういう場合、膨れ上がったように見える筋肉は、
実は乳酸の塊だという事に本人は気付きません。
それじゃ余りにも悲しいし、なんのこっちゃ分かりません。
ナンセンスとも言えます。
なので、本当に永続的にトレーニングを続けたいのであれば、
そして本当に成長を望むのであれば、僕はキチンと分相応のセットを組む事をお勧めします。
現に無茶な増量を経て壊れてしまった人間を知っています。
そして、重い怪我と付き合う事を余儀なくされてしまった自分がいます。
ベンチプレスであれば
100キロを1発挙げるのではなく、まず80キロを8rep挙げる。
計算上、それが出来れば100キロは挙がる事になります。
または最近では「5×5」というやり方もポピュラーです。
トレーニング界でも、repsの重要性は見直されてきているようです。
何事も一朝一夕にはいかない。
ダイエットだって、怪しい食品やエクササイズで
急激に痩せる事が出来れば、それは楽かも知れませんが
後々襲ってくる弊害・デメリットは、きっと当人の想像を超えるでしょう。
ゆるゆるの地盤に無理やり土台をこさえて建てた家が
果たして何年原型を留めているでしょうか?
考えただけで怖いっすね、今の僕には。