この「芯」という言葉を、
ドラコンの世界に飛び込んでから
何回、何万回耳にし、口にしただろう。
芯を食った打球を放つという事。
試合でそれを出せる事は即ち強さに直結する。
今日、その「芯」という言葉を
他府県の仲間から思わぬ形で頂いた。
尊敬するトップ選手が僕の事を
「普段はホワァーンとしているが、ぶっとい柱のような芯を持つ男」
と評してくれている、と聞いた。
涙が出そうになった。
本当に強い人間から受ける評価は、
本当に胸に来る。重く刺さる。
不器用で鈍感で、ぶっきらぼうで
融通が効かない僕だけど
愚直にやってきて本当に良かった。
見てくれる人は必ずいるという事がよく分かった。
貶められたり、虚仮にされたり
軽んじられ、なじられ、散々陰口叩かれながらやってきた。
一人の本物に認められた瞬間、
雑魚の戯言など泡と消えた。
このまま貫く。
僕は僕だから。