因果なもので、いつもこんなタイミングで新たな閃きが出る。
試合直前やら、追い詰められた時やら、
頭打ちに悩む時、限界を突き付けられた時。
幸いな事に、このドラコンにしか機能しない脳みそは、
寝ても覚めても限界突破を模索してくれる。
新型スイング
昨日偶然試したアップライトをアレンジし、
無駄なアクションを削ぎ落としてみた。
今日は練習には行けなかったけれど、
素振りの段階ではあるものの、確信めいたものが見えた。
何をすれば勝てる、だとか
どうすれば勝てる、だとか
勝負の世界にそれはない。
唯一の特効薬があるとすれば、それは
自分が臥薪嘗胆、積み上げてきたバックボーン。
それが血となり肉となるまで磨き上げ、 研ぎ澄まし、
一切の迷いや濁りを完膚無きまでにこそぎ落とし、
絶対の自信を細胞に刻み込むしか有り得ないと僕は思う。
容易く手に入るものなど、
容易く霧散してしまう偽物だろう。
この新しいスイングとて、
まだ付け焼き刃の域を出ない。
試合には間に合わないだろうけれど
あと僅かな時間を使い切り、磨き上げてみたい。