なんだかんだで8月31日の予選会にて、
僕のドラコン・シーズンは終了致しました。
結果としては、31日は自分の中で最も悪い結果となりました。
言い訳かも知れないですが、原因と思えるものは限定的です。
抱え込んだ複数個所のダメージと、当日の早朝練習で罹ってしまった「イップス」とも言えるスランプ。
それ故に主戦力であるコブラを振らず、6球中5球目までリザーバーのTDXを振ってしまった事。
当日の練習では軽いTDXの方が良いボールが出ていた。
イップスに罹ってしまったのは、重いシャフトのコブラ。
実際のところ、飛距離に関して言えばTDXよりコブラの方が段違いに出る。
にも関わらず、僕は土壇場で主力を使いこなす事に自信が持てず、
軽いクラブに逃げてしまった。
それを見透かすように、最後の1球に使用したコブラは、
イップスの症状が出る事無く、芯を食った球が出た。
しかし遅すぎました…。
僕の心理状態がボールに乗り移り、本来の持ち球であるハイドローは掛からず、
右へ飛び出した球はフェアウェイに戻ってきてはくれなかった。
反省しかありません。
と、同時にもう目が覚めた。
どんな不調に見舞われようとも、もうコブラ1本を信じ切って振り抜くのだと。
そんな8月31日、LDAA粟賀大会にて僕のシーズンは完全に終了致しました。
ただ2013年シーズンを振り返ると、
そうそう悪い結果でもないと感じます。
総合的に分析すると、ですが。
2012年に2回参戦した事と比べ、
急ピッチで長尺ドライバーを振れるように成長し、
各回を追う毎に記録は伸ばせた訳です。
そして、アマチュアながら予選を通過するという目標もとりあえずは達成してる。
こうして考えると、悲観する必要もないのかな、と。
もしこれが毎回同じような結果で、
更に飛距離は伸びず、そして予選すら通過できなかったのであれば話は変わってきますが、
曲がりなりにも何とか結果を出せたという点に、自分なりに着目してやるべきかと思います。
そして2014年シーズンも、
今回と遜色ない成長速度を得て、更に肉体と技術を磨き上げれば
きっと結果に繋がる筈だ!!
と前向きに考えるようにします。
思えば今シーズン、ギュウギュウに詰め込んだ内容でした。
駆け足しっぱなし状態。だから身体も限界を超え、故障を治す暇さえなかった。
焼けたばかりの熱い鉄を、無理やり鞘に納めて戦場に臨んだ感じです。
でもそのお蔭で身に着けられた多くの物がある。
更に今回学んだ沢山の事と積み重ねた経験の上に立てば、きっとやれる。
それだけは確かなものがある。
とにかく僕は、今シーズン、駆け足ではあるものの全てを賭けていました。
それ故に期待してくれた家族や親友に対して、申し訳ない思いで一杯でした。
しかしそれも大きな間違いだと気付きました。
親友の言葉で。
期待に応えられんかったと謝るには早すぎるで、しかし(笑)
笑われちゃいました(^_^;)
確かにその通りです。
僕はおかしなプレッシャーを自分で作っていましたね…。
今回で終わりじゃないんだから。
ワンシーズンでいきなりド素人の自分が勝ててしまうようなフィールドである筈もなく、
またそんな安易な舞台なら、それこそ魅力はないではないか。
僕よりも一回りも年上の選手が、
何らの衰えを見せる事無く阿修羅のような気迫を纏い、
ゴルフボールとは到底思えないような打球を放つ。
そして王者が独占市場を築く訳ではなく、
他の選手も日進月歩の成長を遂げ、王者の椅子を奪い合う。
なんてシビアで、なんて魅力的な世界だろう。
僕はやっぱりどうしてもこの世界で王者の椅子に座ってみたい。
一番高い所の景色を見たい!!!
どうしても見たい。
その為に、8月31日にて過去になったこれまでの経験を、
空白だらけの自分のテキストにビッシリ書き込み、勉強材料にする。
出直しです!!