実るほど垂れるんだよ

先ほど書いた記事は削除しました。

自分も必ず老いてゆく。
生命なのだからその定めの螺旋から外れる事はない。
しかしながらその上で、「老害」などと揶揄される生き方だけは御免被る。

最後の去就も潔くありたいものだと常住坐臥、願うばかりだ。

削除した記事の中に挙げた、「老害」と呼ばれる生き物。
お年寄りの中でも不名誉な生き様を晒している老人たち。

彼らは、年を取ってある日突然そうなったのではない。
昔から傲慢で下品な生き方をしてきたのだ。
それは古今東西の人間を見れば容易く分かろうものだ。

「実るほど　首を垂れる　稲穂かな」
昔の人はそう言い残してくれてある。

ならば、年老いてなお恥ずかしげもなく世間をねめ回し、
道に唾して、天に唾して、若者を踏み拉きながら歩く人間が
「実って」いる筈もない。

要は、頭スッカラカンで軽いモンだから下げる術を知らんのだ。

以上。
敬老の日から1か月過ぎた今日。
お年寄りは、労わりましょう。
老害は、その必要ナシ。