一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

強くあらねばならない理由

2014-01-10 21:49:16 | 日記
体調を崩して暫く経つけど、まあいつもの事だと思いながら、
食うもの食って体力をつけて、養生してました。

嫁さんは、そんな僕の姿を心配そうに見守りながら
何かある毎に世話を焼いてくれようとする。

「たかが風邪如きでそこまで甲斐甲斐しくされると、どうも調子が狂う」
と嫁さんにもっと普通にしててくれと告げると

アンタのしんどそうな姿は見ていられない、という。
見るのが辛いという。

そんなにしんどい素振りを見せないように、
空元気で「筋肉筋肉」言ってたつもりだったけど(笑)

長年、そうもう気が付けば長い年月共に生きてくれている彼女からすれば、
僕の様子がいつもと違うのは、どう誤魔化しても分かってしまうようだ。
ウソもそんな調子ですぐバレてしまうので、
最近はどんな小さなウソもつかないようにしてます(笑)

彼女の気持ちを、どうも僕は少しだけ軽く考えていたように感じた。
申し訳ない事だ。

きっと、彼女にとって僕はたった一人の家族で、
そしていつも堅苦しく、人にも自分にも厳しく、強がっている僕を、
彼女は頼ってくれていたんだろう。
そんな気がしてならない。
そして、その気持ちは実は痛切によく分かる。

多分、彼女は僕に「いつも強くあってほしい」と思っているんだろう。

僕は実の母にその思いをいつも抱いていたから、よく分かる。

そんな強気な人間が、ふとした拍子で弱った姿を見せると
それを頼りにしている人間にとってみれば、ひどく不安であり、
贔屓にしているプロボクサーが倒れた時などとは比べようもない程の
エールを送りたくなるものなのだ。
心を雑巾みたいに絞り切って、千切れそうになるのを堪えながら。


軽く見ていた。
彼女は僕が思う以上に、ずっといつも頼りにしてくれていた。
ああ浅薄だったと、つくづく思った。

僕は強くあらねばならない。
その理由は、僕の強さを誇りにしてくれる人がいるからだ。
頼りにして、励みにしてくれる人が、最愛の人だからだ。

こりゃあチョットやソットの事ではくたばれんぞ。

まぁくたばるつもりもないけれど。

強くなくったっていい、という言葉をよく耳にするけど、
僕は何が何でも強く在り続ける。そうでないと、嫁さんの旦那は務まらないのだから。

ありがとう、嫁さん。
強く在り続けさせてくれて。
アンタ最高の嫁だ。








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