一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

稀代の哲人

2019-03-23 21:34:00 | 引き寄せの法則
イチロー選手が引退されましたね。

僕は野球にはほとんど興味がないんですが、
イチロー選手だけは心の底から本当にスゴイと思っています。

打つたびにホームランでもなければ、豪速球投手でもない。
超人めいたパフォーマンスを派手に魅せる選手でもありません。

もちろん、卓越した運動能力を維持し続けていたり、
レーザービームという正確無比かつ驚くべき強肩でファンを魅了したり、
高い確率で巧打を放つ技量などは、超一流と呼ぶに相応しいとは思っています。

だけど彼の本当にスゴイと思える処は、確固たる「哲学」を持っていること。
これに尽きます。

引退会見も、そんな彼の哲学に満ちた清々しいものでした。

その中で、特に胸を打たれたのは、彼のこの言葉です。


「成功すると思うからやってみたい、それが出来ないと思うからやらない、
 そういう判断基準では後悔を生むだろうと思う」

「やりたいなら、やってみれば良い」

「出来ると思うから挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すれば良い」

「その時に、どんな結果が出ようとも後悔はないと思う」



よく、本屋などに並んでる書籍に「〇〇の成功哲学!」とか「△△の成功メソッド」
なんていうものを見かけますね。

僕が思うに、この世にそんなものはありません。

あるとするなら、自分自身の中にただ一つだけ存在すると思っています。

誰かが何かをやって成功した、というものは、その誰かにとっての「哲学」が成せる産物であり、
それが不特定多数の人にも当て嵌まる、というものではないと思うのです。

しかしそれは

「成功するために」何か出来そうな事をやる、という動機だと尚そう言えるのではないでしょうか?

だって、仮にそれが成功に繋がる可能性を秘めていても、本人が好きでもない道なら、
きっと長年継続させる事は出来ないでしょうから。

イチロー選手は、野球という一つの小さな枠ではなく、
この世の全てに通ずる摂理に近い哲学を、確かに持っていらっしゃるのでしょう。

僕にはそう思えてなりません。

「好きこそものの 上手なれ」

昔の人も言ってます。

他人の目ばかり気にして、どうすれば無難かとか、どうすれば批判を受けないかなどと
どうでもいい矮小な視野で生きてしまっている人には、理解は難しかろうと思います。

勝てそうだからやる、儲かりそうだからやる、無難だからやる・・・

そうではなくて、それが貴方にとって「本当にやりたいことかどうか」が
途轍もなく重要なことなんだと、稀代の哲人は教えてくれました。







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