一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

「逆に考えて」

2019-11-09 12:40:47 | 引き寄せの法則
「自分の常識 = 世間の非常識」
最近僕がえらく疲れる原因の一つにこれが挙げられる。

もちろん、「自分が正しい」とか「自分がスゴイ」などと
思い上がったことを言うのではない。

その逆だ。

「なんでそんな事も分からないのか?」という、
余りに無思考・無気力な人間が多過ぎるのだ。

「なぜそんなに間違った方向へ行こうとするのか?」と。

シンプルに、単純に、物理的に考えるだけで分かってしまう、
そんな「なんでもないカンタンな物事」を
不気味なぐらいに悉く間違う人間が、あまりに多過ぎると感じるのだ。

極端な言い方をするならば、
ちょうど2000年代に入った前後辺りから、人は大きく思考力を衰えさせた。
そんな漠然とした感触を覚える。

物事はいつだってシンプルだ。
だけど、それと「単一思考」は全く別物。
むしろ逆だと思う。

にも関わらず、人はまさにそれらを混同する道を選んだ。

即物的で短絡的な思考を「シンプルである」と勘違いしている。


ITの進歩が故に?ネットの普及が原因?
情報があまりに多過ぎるから?

複合要因はいくらもあるだろうが、
大きな原因は「人が人である事を考えなくなった」からだ。

それ故に、いとも容易く何かに依存する。
メディアのフェイクに。
便利で簡易な食物に。
叩けば流れる情報に。
流行りに、怠惰に、快楽に。

まさにそれは「人間の弱さに人間が食われた」構図だ。

本来その「弱さ」こそが人間の本質であると気付くはずなのに、
人の弱さというものに、人は一切目を向けなくなったのだ。

まるで自分たちは「完成品」であるかのように考えている。
全てをハナから理解しているかのように勘違いしている。
あらゆるものに精通していると穿き違えている。

そう、弱さゆえに溢れる情報に依存し、表面的な賢さに酔いしれ、
あまりにも乱暴に「結論」を見出し、そして誤った選択をする。

そしてそれを「常識」と嘯き始める。
短絡を正義だと主張し始める。
もう何かの病気ではないかとさえ勘繰ってしまうレベルだ。


双方向から思考するというクセを、人間は忘れてしまったのだろうか。

「逆に考えてみれば」分かる事が、この世には溢れているのに。





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