一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

無題

2015-02-21 23:57:55 | 日記

人生を決め打ちしていた。

こうすべき、ああすべき、
そんなわきゃない、ありえない、
きっとこうだ、そうに決まってる

この下らない時間の中で、
いつしかそうやって思考まで下らなくなっていた事に
気付いたのは昨日だった。

掛替えのないものは失くして初めて気付く、というけど
まさに「掛替えがないなぁ」と後悔してから気付くという代物。

そうなる前に我に帰れて良かったという安堵の思いと、
そうなってしまったものもある故に、それとの決別を惜しむ寂しさと、
その狭間で眠れない時間を経て、急遽入った仕事に汗水流してたら
ぼやけた頭にぼんやり浮かんだ、自分の現状。


起こる筈のない事が起きて、
戸惑い、喜び、傷つき傷つけ、疑い、悲しみ、慰め、慈しみ、楽しんだ事。
それらは決して決め打ちした人生に起き得る事じゃなかった。

人との交わりを好まず、
しかし交わり傷つき、儚んでばかりの僕が

皮肉にもその交わりの中で出会ったものに激しく心を揺り起こされ、
時にエネルギッシュに、時に廃人のように移ろい、一喜一憂の中で生きた数カ月。


大変だったかと問われたら、きっと大変だったと答えるだろうし、
失ったモノを数えれば、その数は多くないがとても大きかったと思うだろう。

だけどそれでも手放し難い、苦くも甘い幸せを貰った。

自分の人生を振り返るとしたら、
きっとこの数カ月を忘れる事は出来やしない。


誰にだって、何にだって別れは来るし
望む、望まざるを考慮してはくれない。
悲しかろうと苦しかろうと、皆、前に進むしかないんだ。

とても、とても苦しいけれど。
時間を止めて貰えるのなら、しばらく蹲っていたいけれど。

シーズンが始まる。

あの人が目にする事を望んでくれた、僕の戦う姿。
そして、勝つ姿。
きっともう見せられないけど、それでも僕は戦うしかない。
あの人もそれを望んでいてくれたはずだから。


ありがとう、前向いて戦います。
上向いて突き進んでいきます。

どこかで、見ていてくれるだろうか。

いいや

見ていなくたって、必ずあの頃の約束は果たして見せます。

それであなたが幸せになる訳じゃないけれど
それはあなたが見つけるのだろうから
僕は僕のやれる事をやって見せる。

ありがとう。















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