一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

出発

2015-09-04 00:47:51 | 日記


あまりにも突然の報を頂き、これもまた見えざる何かに揺さぶられてる感じが否めない。
だけど、転機なんてだいたいがそういうものなのかも知れない。

長く住み着いていたこの土地を離れる時が来た。

嫌で嫌で、この土地の人・物・風土が嫌で仕方なかった。
一刻も早く離れたいと切望して来た。
だけど己の力量不足で動く事が許されなかった。
それがやっと離れる事が叶う。

叶うのに

何故こんなに胸に風穴が開いたように感じるんだろう。

昨日、ここで出会った全てを置いて行くと決めたのに。
立ち止まっていても誰を支える事も出来ない、
生きなきゃ、生きる為に動かなきゃいけない、
なのに


辛かった事も悲しかった事も苦しかった事も全て
一つのデカイ塊になって胸に圧し掛かる。


年老いた両親には、僕の優秀な兄と姉が近くにいる。カワイイ孫もいる。
何よりあのお二人は、僕という一番のロクデナシの出発を、心から喜んでくれるだろう。
何も心配する必要もないどころか、これで良いんだ、これで良かったんだ。


パートナーだって、きっと新しい道で柔軟に生きてくれる。
あの人は僕などより強い人だ。迷惑ばっかり掛けてしまった。
僕が一人でここを離れる方が、きっと良いに決まってる。


親友二人
盤石な道を突き進む人と、器用に生き抜く人。
彼らには世話になった。
いつまでだか会えなくなるけど、いつかきっと僕がまた人生を取り戻したら
あの二人の顔を見ながら、談笑を交わしたい。



腐れ縁にも、恩人にも、ケッタクソの悪いライバルにも
ひっくるめてサヨナラとアリガトウを言ってからここを離れたい。


ドラコンは、きっと続けるんだろうな…。

諦める事の虚しさはよく知ってるし
ここまで支えてくれた人たちの想いを無駄にしたくない。
何より、僕が一生懸けて貫くと決めた世界への挑戦だから、辞める訳にはいかない。

この痺れた身体を可能な限り癒しながら
そして新しい土地で失った人生を取り戻しながら
少しずつになると思うけど、ドラコンに命を注いで生きていく。



聞こえてるか、
届いてるだろうか、

たった一つの心残りよ。
たった一つの、だけどデカすぎる思い出よ。

この文明社会で、便利なツールが溢れる世界で、
僕は原始的な手段を執る以外にない。

ただ祈る。

ジレンマと悲しさと切なさと悔いと虚しさを抑え込んで
同じく新しい道へと挑戦するたった一人の人間の、ただ幸せそれだけを祈る。


電話、メール、SNS、今じゃLINEなんてものもあるけれど
不器用に祈る。きっと届くと信じて。



めんどくせえな、
忙しくなるな、
またエネルギー消耗するなぁ、

だけど出発、無理やり出発!








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