B'zの曲は今はもうそれほど好きでもないけど、たまに聴きたくなる。
これはその最たる一曲。今は、今だからこそ、好きな曲。
僕にとっての、グローリーデイズは
何を置いてもこの1年だった。
随分とショートレンジで生きて来た僕の間合いは、
この1年で少しだけ広がった。
この曲のフレーズのように、奇跡のような瞬間の連続だった。
ほんの最近の出来事だけど、想いを馳せるだけで涙が出る。
そんな瞬間、瞬間の連続を生きさせてもらえた事に、ありがとうと素直に思う。
自分の事が大嫌いだった。
その自分を、ほんの少しだけ好きになれたのは
この1年、このグローリーデイズと呼べる時間を経たから。
そこにずっと存在した人の、柔らかい力に包まれて
戦い続ける事が出来たから。
何の取り柄もない僕に、一生懸命付き合ってくれた人。
そんな奇特な人のおかげで、僕は奇跡を起こす事が出来たと今も信じる。
その笑顔に触れ、その手を握った時、
本当にこの曲のようだけど、生きていくワケというものを知った気がした。
それは今も紛い物ではないと思っている。
2014年・夏~2015年・夏
もしも、万が一、あり得ないけれども、
僕がいつかインタビューを受けたりする事になったら、
このたった1年間の目まぐるしい奇跡の連続に出会った日々が
何よりの宝物だと言いたい。僕の全てだと言いたい。
これからはまた違う「グローリーデイズ」を、
今度は僕自身の力で作り出して行かなきゃならない。
胸を張ってここから。
この二度と戻らない掛替えのない日々をずっと忘れない。
命が果てる時が来たとしても。
どこかで新しい虹を見つめて、
凍り付いた心をほどき、いつか笑える日が来る。
今日、最後の決別をする事も出来た。
さぁもう行かなきゃ。
一緒にいなくたって、僕のグローリーデイズは消えないから。