一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

生き様

2012-12-06 00:51:58 | 気付き

長距離走れる人って凄いと思う。
心底思う。


マラソンやってる人には敵わない。
昔からずっと感じてきた事です。


2時間も3時間も走り切る人。
20キロも30キロも走破する人。
そしてそれを継続してチャレンジする人。

幼い頃からこりゃあ自分には出来んぞ、と思ってた。
勿論今も。


今回身内からマラソン挑戦者が出た事で、
実によくわかった事がある。


行動は生き様の反映なんだ、と。


僕は飽きっぽいし、長時間縛られる事が苦手で
それこそ幼い頃から通信簿には「もう少し落ち着きましょう」とか
書かれてしまってた人間で、そりゃあもう筋金入りだ(笑)


でもやっぱり「徹する」人に憧れは持っていて、
それが出来ない、または挑戦しようとしない自分を
どこかで恥じていた節もある、今にして思えば。



大人になって久しい今、ようやく色んな事が理解出来た。

親友がなぜマラソンを選んだか。
そしてなぜ完遂出来たか。
なぜ楽しめているのか。


彼の生き方・生き様は見事だ。
愚直と言ってしまうと不躾だけど、
出会った頃から何か安定感があり、堅実だった。

しかしそれに留まらず、ユニークだ。
柔軟でもある。


マラソンをしている時、きっと景色を楽しみ、
人を楽しみ、己との会話を楽しみ、色んな工夫を楽しむのだろう。
彼そのものじゃないか。


決して真似は出来ないし、
僕も今は違う道を走っているから、その事に関しては矜持もある。
これまでの挫折、寄り道、艱難辛苦を何とか生き抜いたという矜持がある。


だけど僕は、そんな自分の矜持を頑なに守るほど意固地になれない。
他者から学ぶものは学びたいというスタイルを崩すほど、
残念ながら賢くない。器用でもない。


だから、せめてこの気付きを大切にしながら、しっかり生きよう。

僕は今まで「徹する」事無く生きてきて、しかし今「徹する」時を迎えたのだから
そして友もそんな僕を見ていてくれるのだから、
トコトンやろう。トコトン徹してみたい。


ハイブリット車のように軽快に走る友を誇りにしながら
僕は僕なりの、ディーゼルだかターボだか分からんけれども
オリジナルの走り方で、走ろう。













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2 コメント

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たしかに (貝殻師匠。)
2012-12-06 08:32:14
今回のマラソンで一時飛ばしてはまたダウンして、時には目先のニンジンめがけて走って。そして、残された距離がまだこんなにあるのかと思いつつも走れば走るほど自分に自信がついていき、最後は無我夢中になり、終わってみると大きな疲労感と少しの充実感がある。決して早くもなくスムーズじゃないけどこれが自身のやり方なんだろうなあと実感しました。ハイブリッドな生き方は性に合わないので燃費の悪いけど味のあるおもろい車がいいや。
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なるほど (一刀)
2012-12-06 22:32:32
でも貝殻師匠。は違う意味でのハイブリットだよ。
それは燃料に於いての意味ではなく、
悪路でも高速道路でも、平地でも草原でも、
臨機応変に走り抜く駆動輪を持ってるという、
全方位型ハイブリット、って感じに思える。

僕は…どっかんターボですな(笑)
燃費悪すぎだし…
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