裁量シリーズの続きです。
相場を知り、理を知った上で何が必要なのか。
過去どのような状況から今現在が形成され、
そしてそれが今後どのような方向へと収束していくのか?
それが分かれば、百戦危うからずなのは当然ですね。
しかし、未来の事は誰にも分りません。これも当然のことです。
大切なのは、まず「状況を知る」ということだと僕は思っています。
何故なら、相場は「天災」ではなく、大勢の人間の意思が形成していくものだからです。
未来に何が起きるかは確かに誰にも分かりません。
しかし、多くの人間が何を見て、何を感じ、どこを向いているのか。
それは過去と今をよく分析すればある程度予測を立てる事が出来ます。
皆がより意識して注目している部分。
そこが未来において必ず重要なポイントとなる訳です。
※勿論、大きな経済指標や要人発表など、相場を急変させるイベントが存在するのも事実。
それすらを予測するのはほぼ100%無理だと僕は考えています。
さて、では指標以外のその重要なポイントはどこなのか?
よくあるダメなパターンが「高値・安値」の水平ラインをアテにしたり
ボリンジャーバンドやRSI、MACDなどのインジケーターを
エントリーの根拠にしてしまったりする、というものです。
勿論、直近の高値や安値というものは確かに意識されるかも知れません。
しかし、意識されない事も多々あるワケです。
その場合、高値や安値をエントリーの根拠にしてる人は損失を抱える事になりますね。
インジケーターは言うに及ばず、飽く迄も単なる「過去の統計」です。
トレーダーたちも勿論、ある程度見てはいるでしょうけれど、
間違ってもそれがエントリーの根拠になることなどはありません。
また、単にローソク足の形、波形などだけを見て、
「酒田五法」をただ引用するのも危険極まりない行為です。
酒田五法はとても素晴らしいものですが、
それ単体で相場を判断する事は出来ません。
あくまでも「条件が揃った場合」、そういった傾向にある、という理論なのですから。
鋭い方はもうお気付きかも知れませんね。
そう、「条件が揃った場合」という考え方こそが重要なのです。
例えば、ただ直近の最高値に達したからといって
それがレジスタンスラインとなって下落するとは限りません。
突き抜けてさらに高値を更新することもあるワケです。
安値も同じことです。
と、するならば
水平ラインだけを見ていても未来永劫勝ち越すことはないということ。
時間足を見極め、有効なトレンドラインを引き、マクロでもミクロでも
現在の相場状況を認識してあげることが不可欠です。
5分足で高値圏に見えても1時間足では底値付近なんてこともあるワケです。
インジケーターはその各時間足において「買われ過ぎ・売られ過ぎ」を
表示しているに過ぎません。
重要なのは、自身の取引時間において主軸となる時間足を掴み、
ご自分の目で相場状況を把握することです。
その上で初めて、酒田五法などの法則、N・V・Eなどの波動論、
インジケーターなどは活きてくるワケです。
何事も「それ単体」では、武器にも根拠にもならない、ということです。
次回以降、実際のチャート画面を例に挙げて、
詳しくお話ししていきます。
それでは。
相場を知り、理を知った上で何が必要なのか。
過去どのような状況から今現在が形成され、
そしてそれが今後どのような方向へと収束していくのか?
それが分かれば、百戦危うからずなのは当然ですね。
しかし、未来の事は誰にも分りません。これも当然のことです。
大切なのは、まず「状況を知る」ということだと僕は思っています。
何故なら、相場は「天災」ではなく、大勢の人間の意思が形成していくものだからです。
未来に何が起きるかは確かに誰にも分かりません。
しかし、多くの人間が何を見て、何を感じ、どこを向いているのか。
それは過去と今をよく分析すればある程度予測を立てる事が出来ます。
皆がより意識して注目している部分。
そこが未来において必ず重要なポイントとなる訳です。
※勿論、大きな経済指標や要人発表など、相場を急変させるイベントが存在するのも事実。
それすらを予測するのはほぼ100%無理だと僕は考えています。
さて、では指標以外のその重要なポイントはどこなのか?
よくあるダメなパターンが「高値・安値」の水平ラインをアテにしたり
ボリンジャーバンドやRSI、MACDなどのインジケーターを
エントリーの根拠にしてしまったりする、というものです。
勿論、直近の高値や安値というものは確かに意識されるかも知れません。
しかし、意識されない事も多々あるワケです。
その場合、高値や安値をエントリーの根拠にしてる人は損失を抱える事になりますね。
インジケーターは言うに及ばず、飽く迄も単なる「過去の統計」です。
トレーダーたちも勿論、ある程度見てはいるでしょうけれど、
間違ってもそれがエントリーの根拠になることなどはありません。
また、単にローソク足の形、波形などだけを見て、
「酒田五法」をただ引用するのも危険極まりない行為です。
酒田五法はとても素晴らしいものですが、
それ単体で相場を判断する事は出来ません。
あくまでも「条件が揃った場合」、そういった傾向にある、という理論なのですから。
鋭い方はもうお気付きかも知れませんね。
そう、「条件が揃った場合」という考え方こそが重要なのです。
例えば、ただ直近の最高値に達したからといって
それがレジスタンスラインとなって下落するとは限りません。
突き抜けてさらに高値を更新することもあるワケです。
安値も同じことです。
と、するならば
水平ラインだけを見ていても未来永劫勝ち越すことはないということ。
時間足を見極め、有効なトレンドラインを引き、マクロでもミクロでも
現在の相場状況を認識してあげることが不可欠です。
5分足で高値圏に見えても1時間足では底値付近なんてこともあるワケです。
インジケーターはその各時間足において「買われ過ぎ・売られ過ぎ」を
表示しているに過ぎません。
重要なのは、自身の取引時間において主軸となる時間足を掴み、
ご自分の目で相場状況を把握することです。
その上で初めて、酒田五法などの法則、N・V・Eなどの波動論、
インジケーターなどは活きてくるワケです。
何事も「それ単体」では、武器にも根拠にもならない、ということです。
次回以降、実際のチャート画面を例に挙げて、
詳しくお話ししていきます。
それでは。