一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

「楽をする」

2018-11-03 21:24:24 | 日記
相場関係のお話。
今回のお話も、引き寄せの法則に通ずることだと僕は思っています。


「楽をする」ということを、多くの人が勘違いしています。

あ、最初にお伝えしておきますが、決して楽をすることを悪だと言っているのではありません。

人類の歴史において、この「楽をする」ということは巨大なテーマなのだから。

自動車や電車、新幹線や飛行機なんてその代表例ですよね。
何百キロも離れた目的地に、少しでも早く到達する為に進化した乗り物です。

それはつまり「今以上に快適に、楽に」移動したいという人類の欲求が
生み出したテクノロジーであるとも言えるでしょう。

しかし人類のその欲求は何百年も昔から存在したにも関わらず、
実現したのは100年程前のこと。
環境性能や居住性能、航行距離などは今も進化の途上でさえあります。

何が言いたいのか。

人が求め、行動し、試行錯誤するのは、その先に「楽」を求めるからに他なりません。

そしてそれらのアクションが結実するのは、往々にして一朝一夕とはいかない。

求める「楽」が大きければ大きいほど、捧げる努力の質と量も生易しいものではなくなるでしょう。


そんなワケで、今回の相場のチョイネタは「楽して儲けたい」と
勘違いしている人が陥りがちな失敗についてです。

詐欺師や商材屋が猛威を振るっている昨今ですが、何故彼らの勢いは衰えないのでしょう?

答えはカンタン。
騙される人がワンサカ存在するからですよ。

じゃあ何故、そういったいわゆる「養分」にされてる人たちってのは
懲りもせずに何度も騙され続けるのか。

これも答えはカンタン。
「楽して儲けたい」なんて考えてるからです。

や、いいんですよ。
楽して儲けたいのは誰だってそうでしょうから。

先ほども言いましたが、その「楽をする」という言葉自体を勘違いしてるのが問題なんです。


「楽」ってなんですか?

PC起動ー、ツールのボタンポチー、あとはほったらかしでお金ザックザクー

大体のバカ(失礼)が勘違いする「楽」の構図って、こんな感じなんですわ。
だから、怪しい自動売買ツールとかを何十万も払って購入しちゃうんです。

特に最近流行ってる「バイナリーオプション」なんてトレード方式で多く見られる図式ですね。

※そもそも、多くのBO業者では自動売買ツールの使用は禁じられています、注意しましょう。

で、頭の悪い商材屋のあまーい口車に乗っちゃってそんなもん買って、地獄の日々は始まるんです。

なんせそんなツールには大したロジックなんて組まれておらず、オモチャ以下のゴミ。
自動でお金をジャブジャブ溶かしてしまう、キングボンビーみたいな地獄のツールだからです。

寝てる間、酒飲んでる間、きったねー愛人とイチャコラしてる間に、
自動でガッポガッポ稼いでくれる♪勝ち組人生キタコレヒャッハー!!

…なぁんてやっすい妄想は、ツールを動かして1週間もしない間に
あっちゅうまに木っ端みじんに砕かれることでしょう。南無。

数々の善意ある人間がこれだけ「自動売買、ダメ、絶対!」って言ってるのに、
「勝ち組に嫉妬、乙!プギャー!」とか嘲りながら聞く耳も持たず、
自業自得の阿鼻叫喚ルートを、棺桶に車輪とエンジンのっけて爆走するワケですな。

燃料はテメェの命だけどな

もうね、呆れ果ててものも言えません。なんも言えねえ。
アフター・カーニバルですな。

そうなる前に、賢き皆様は努々騙されぬように。

どうして僕がこんなに「騙されちゃダメー」って言ってるか。
それは、一度騙されると何度も騙されるか、あるいはずっと引きずり続けるからです。

それが人間の心理。

「アンタ騙されてるよ!」という声は、騙されている当人には最強に痛い言葉なんです。
まぁ図星なんでしょうな。自覚あるワケですよ。
実際、目に見えて損失が嵩んでるんですから、アホでもそりゃ気付く。

しかし、騙され続ける人ってのはこう言うんです。

「明日は爆益上がるかも知れん、諦める訳にはいかない!」ってね。

そうして芋づる式に損失が膨れ上がり、アボーンしちゃう。
で、そこで初めて悟って、こんなこと言っちゃう。
「アイツらは詐欺師だったんだ!弁護士!裁判!でも金がない!」

「だから、誰かお願い!」って。
もーーーー処置無し。
既定路線ですね。

いいですか。
騙す奴はマジで悪い。
だけどね、世の中ってのは表裏一体なの。
騙す奴らが今日も豪華なディナー食らってるのは、アンタら騙される奴がいるからなの。

いい加減気付きましょう。
バカな商材屋の養分になっている時点で、それ未満のバカであるという事実に。

楽して儲けたい気持ちは分かります。

が、それは相応の努力の果てに得られる副産物に過ぎません。

相場を必死で学ぶのは、「未来で」楽をするためだ。
今それを求めちゃあダメなんです。

未来ではない今、現時点は、それこそ瞼が腫れ上がるまでチャートを分析するんです。
何度も負けるでしょうし、何度も発狂しかけるかも知れない。
いっそ死んだ方がマシだなんて思う事も、一度や二度では絶対にない。

僕なんかも、ミストレードが続くたびにセルフ・ビンタやっちゃって、
しまいにゃそれがセルフ・ナックルになって、今でもアゴの関節おかしいもの(笑)


それだけ「未来に求める楽」が大きいんだから仕方ない。

普通にサラリーマンやってるだけでは決して稼げない額のお金を、アンタは求めちゃってるんだから。

アンタが足を踏み入れたのは、そういう修羅場なんだから。


もちろん、相場はその願望を十分に満たしてくれる力を持っています。

しかしそれは、戦場を生き延びて戦い抜いた者にだけ与えられる対価なのだ。

初っ端から何の知識も付けずに億万長者?勝ち組?
100回生まれ変わってもそれはないから、穿き違えなさんな。

じゃあどうやって勉強すればいいんだ??とか
努力努力って言うけど、どうすることが努力なんだよ!?とか…もうねぇ

甘ったれた戯言は聞き飽きた。

それを東奔西走して探しまくるのも「努力」の一つだ。
転んで擦りむいてズタズタになって、血と汗と涙と鼻水流すのも努力の一環だ。

ガキの頃から、ただ大人から与えられたテキストや教科書ばっかりをガリガリやってたんじゃあ苦労するぜ。

テメェの人生ってのには、世の中のあらゆる出来事が参考書となり得る。

偽物もウジャウジャ存在する、もしかしたらまともなモノなんて一握りかも知れん。

だけど探し続けなきゃ、到底自分の求める正解になんて辿り着けやしない。

そしてやっと出会ったホンモノと思しき参考書には、
皮肉なことに、絶対に正解が記されてはいない。

己が最終的に「これで良かったんだ」と心から納得して、初めて己という一本の物語は正解を得るからだ。

そんな風に、僕は考えてます。


人は、努力をする必要があります。
未来の自分に、求めるだけの楽をさせてやりたいのなら。

その先に「楽」を実現したと欲するからこそ、その思いが原動力となり得る。

思考は現実化する、というのは、アクション無しには語れないロジックです。
ただ念仏のように「一億円来たれー、一億円来たれー」と唱えても10円にもならん。

アクション。ただひたすらに、求めるままにアクションを起こすこと。
傷付いて、倒れ込んで、惨めで、自己嫌悪の風雨にさらされても、
顔を下げてうずくまるワケにはいかんのだ。

現状に甘んじたまま、年取って死んでいけるだけの環境なのであれば、
そりゃお気楽勝手にすりゃいいでしょうけど。

変わりたい、変えたい、こんなの自分の思い描いた人生じゃない!って思うなら

泣き言いってねぇで、根性見せやがれ。


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