一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

そして絶不調(笑)

2018-02-15 20:38:06 | 日記
んちゃーソン。

前回の絶好調からの、今日の絶不調。
久々に嫁さん同行で遠方の練習場へ行ってきました。

最近は記事のためだけに練習場に行っては、アイアンを主体に練習してたからか、
スイングがこじんまりしてしまって、飛ばない飛ばない。

一般ゴルファーの読者さまの参考になるようにと、
ドラコン用のスイングを封印して振っていたので、ド忘れしちゃった(笑)

それに加えてもう一つの理由は、たぶん・・・

もうドラコンへの情熱が以前ほどではなくなってしまっているのが一番大きい。

自分でもそれはよく分かっているし、寂しさを感じてもいる。

だけど今もドラコン競技自体は面白く、素晴らしいと感じる反面で、
そこに集まる様々な人間模様に、いささか疲れてしまったのだろうと思う。

小さな欲望にかまける人、他者を陥れようとしてばかりいる人、それに怯えて迎合する人。

実の伴わぬ自慢話に興じるあまり目標を見失った人。

小さな派閥争いなんかに心血を注いでは、目を血走らせて己の評判ばかり気にする人。

自分に従わぬ者や、色に染まらぬ人間を取り沙汰しては、事実無根の風評を立てる人。


僕は、「どこまでも飛ばしていい」というこのドラコン競技に、果てしない魅力を感じていた。
きっとそこに集う選手たちは、ドラコンという競技に似つかわしい「豪快」な人間が多いのだろうと思っていた。

だけどそうではなかった。

もちろん、全てがそういう人という訳ではない。
とても紳士で、ガムシャラで、スポーツマン精神にあふれる人も中にはいる。
少年のように熱く、唐竹を割ったような気持ちの良い人もいる。

だけど、それが少数派だという事実。
そして、そういう人が胸を張って戦えるフィールドではないという僕の感触。

正直なところ、2016年の1年間、一切の試合を休んでいた時にそれはもう感じていた。

もちろん、今でも日本一の王者は目標だ。もっと言えば、世界で戦いたい。
その思いはある。

だけど、何かが大きく変わり始めた。
それだけはよくわかる。

疲れ切ったのかも知れない。

ドラコンの師匠が、昔僕にこう言ったのを思い出す。

「あの世界の人間関係は、それほど魅力的ではない」と。

むしろ、陰湿で険悪だとも言ってたな・・・。

師匠、今頃どうしてるんですか? まだどこかで頑張ってるんでしょうか。

最近、激芯を食ってもダメなんですよ、俺。
飛ぶんですけど、面白くないんすよ・・・。
悲しいけど、あの頃みたいに「次はもっと!さらにもう1発!」って、燃えないんですよ。

ドラコン、面白いんです。
めっちゃ好きなんです。

だけどこのままだと、嫌いになってしまいそうで。
それは本当に悲しいと思うんです。

若い世代や、これからドラコン競技に興味を持った人たちが、
このままでは楽しめない世界になってしまいそうで。

彼らが、今の僕や昔の師匠みたいに、苦しんでしまうであろう事を考えると、ひどく悲しくて。

どうすりゃいいんでしょうね。
一介の選手には、どうしようもないことは分かってますけど。
そして、人間なんて実はこういう生き物なんだという事も。

だけど、言葉にならないな。






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2 コメント

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おっしゃる通りだと思います。 (一刀)
2018-02-18 17:12:34
無刀さん
ありがとうございます。
飛・・・あ、一刀です(笑)

本当に、どの世界にもなんていうか、不真面目で無作法な人がいるものです。

そんな日常をぶっ壊したくて、僕はこの世界に飛び込んだんですが。

そうして飛び込んだ世界にも、変わらずそういう不毛な人間の坩堝がドロドロ存在したわけで。

正直、飛距離はまっだまだ伸びてますし、相変わらず世界一になる夢を見たりするんですが、国内で一生懸命、それこそ命懸けてやる情熱が失せてきています。

ただその一方で、こうして無刀さんのような心ある人が、どこかで僕なんぞの小さな情報を望んでくださっているという事実に、支えられています。

「選手」って、一体なんでしょうね?

エントリー・フィーを支払ったら選手だと勘違いしてる輩がいますが、選手とは、結果を出す人間の事だと僕は思っています。

もちろん、それは優勝しなければ選手じゃない、という意味ではなく、己が目標としたものに少しずつでも近付いていく人の事を、そう呼ぶのだと思う訳です。

オーディエンスに関しては、それこそゴルフなんだから、「お静かに!」の札をよくみてほしいものです(笑)

いつもありがとうございます。

追伸
半袖なのは、動きにくいからという理由だけです(笑)

こればかりは撮影してない時も、いつもです(笑)
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「ゴルフは人なり」 (無刀)
2018-02-16 22:20:09
この冬は寒すぎて、コースはおろか、昨年末から一度も練習場にすら足を運ばない無刀です。

どこの世界にも面倒臭い御仁がいるものですね。ゴルファーの数だけゴルフもあるのですね。

また、人は他人の言葉や視線に泣き笑いするものだと思いますが、本来、ティーアップしたボールを前にした時には、余計な言語や思考は一切必要ない世界がゴルファーを迎えてくれるものだと私は信じます。
クラブを握ること、すなわち神聖な行為だと信じたいのです。

私はぬくぬくとした部屋の中で、虚仮の素振りを繰り返すこと100日余り。

一刀さんは寒空の下、半袖で頑張る。その二の腕や手首は飛ばしたいと訴えて見えますよ。外野の声はいらない。それこそ、ご自身の「身体の声に耳を傾けて」くださいですよ!

「ゴルフは人なり」だと思います。

きっと多くのゴルファーが、飛○○先生の熱量豊富な授業を待ち望んでいますよ!

少なくとも私は遠い空の下で、そう望んでいます。

大胆に行きましょうよ!
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