一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

練習、練習、練習

2015-07-22 01:32:50 | 日記

今日も練習。
それしか今の僕にやれる事はない。

クラブを振っていないとおかしくなりそうだとか、
そんなちょっと前の心境ではない。
少し、ほんの少しだけ成長したのかな。


ただガムシャラに練習したって、
それはただ自分を痛めつけてるだけだから。
そんな事をしても、何もならないし誰も喜ばない。


落ち着いて、一球一球丁寧に
これまで積みあげてきた全てをトレースしながら

色んな出会いと別れで得た気付きと、学び。

胸の奥が焼けそうな、凍えそうな、ギューっとなる切なさ。

至らなさ、不甲斐なさ、悔しさ、悲しさ、申し訳なさ、愛おしさ。

今の僕を、今の姿に形作った全てに想いを込めて

それらを無理に抑え込まず、無理に飲み込もうとせず、
ただただ、その全てが「僕」そのものだと受け入れて

迷いなく、振る。


僕が望んだ世界は
今目の前にあるものと少しだけ違うけれど
だけど、でも、僕はまだ戦っていられる。

なんだか上手く表現できないんだけれど
1年前の僕には、きっと理解も出来ない心情だろうし
何より、きっと1年前の僕は今の僕に太刀打ち出来ないだろう。

それだけは、確かに分かるんだ。

僕は強くなった。
信じられないくらいに強くなった。

流した涙の数は知れない。
汗の量も、眠れなかった夜の数も、
張り裂けそうな日や、張り裂けてしまった日を
どうにかこうにか乗り越えて来た数も。


殆どの試合が、逆境を背負っての戦いだった。

身体も、精神も、経済状態も、人間関係も、
経験値も、知識も、技量も

他の誰よりも追いつめられていたと思うのは思い上がりかも知れない。
だけど、本当に骨と皮だけで戦って来た心持ちでいる。


ただ、一つだけ

僕には他の人にないものがあった。



それは一人の人間が与えてくれた光。

暗がりの中を模索して生きてきた僕に
一縷の光を与えてくれた掛け替えのない人がいた。

その人が、僕の骨と皮だけの心細いオプションに
血と肉と武器と、無尽蔵に湧き上がるエネルギーを与えてくれた。


今、僕が出せる最高の技は
これからはその人なしに発揮しなければならないけれど
もう、大丈夫だ。


いつまでも、世話になりっぱなしではいられないから。


寂しいけれど、それは当たり前のこと。

いつかこういう日が来る事は、きっとずっと前から知っていたから。


また、一人の戦いに戻った。

だけどもう今までの「一人」とは意味が違う。

僕のこの痩せ細った心の中には
その人がくれた光によって宿った確かな炎がある。


だから

この絶える事の決してない炎を持って

これからは戦っていける。

もう寂しくも心細くもないよ。






















最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。