今日は大胸筋のバルクアップを絶好調に感じながら(←?)
ちょっと遠方に足を運び、資格の取得に赴いておりました。
普段は全く足を踏み入れない町です。
あんまり治安の良い場所ではないから。
あと、結構俗っぽい商業施設が林立してる事からも、僕には無縁の町とも言える。
ギャンブルの臭いがそこかしこに漂い、
そこへ雲霞の如く押し寄せる強面のオジサマ達。
駅を降りた瞬間からアナーキーな香りがプンプンです。
また、あちこちに立ち飲み屋があり、
これから大勝負に出るこれまた強面のオジサマ達が、
景気付けに一杯やってる。
最近鶏肉ばっかり食べてるチキンな僕は、
足早に目的地へと早歩きしてしまう。
丸い刃のような、そんな素敵な町(笑)
その町の片隅に、不釣り合いなアーティスティックな建物があり、
何故かそこで資格取得の講習があったという訳です。
さて肝心の資格の内容ですが、心理学関連のもの。
持ってて損はないし、人間が人間として生きる上で不要な訳がないし、
何より自分の履歴書の資格欄はまるで閑古鳥が鳴いてる状態だったから
ちょうど良いやとばかりに受講しました。
動機はあまり褒められたものではありませんが、
受けて良かった!!と心底思う内容でした。
心理学の先生が壇上に立ち、開始から程なくして
「心理学なんて、人間が100人いたら100通りの心理学があると言えるもんだ」
と断言されてたのが印象的だった。
確かに全く同じ価値観で生きてる人間なんて二人としていないし、
そんな心理学の資格を持ってるだけで、多くの人の悩みが解決してしまう程、
世の中ってのは単純じゃないもの。
先生の仰ってる事は尤もだった。
心理学と言えば固い感じだけど、結局近しい人間にもそれは適用出来る。
というよりも、近しければ近しい程それは必要になってくるもので、
嫁さんとの事や、言っちゃなんだけど消滅しちゃえば良いと思ってる義理両親の事も
当て嵌まったから、随分と納得してしまった。
そして何より、やっぱりああいう職業に携わっている方で、
更に場馴れしている人の話し方ってのはとっても勉強になります。
下手な講壇を聞くよりもずっと面白いし、
センセーショナルだし、何よりそこにフィクションがないから
気が付けばキッチリ腹に落ちてる。
いやぁ、図らずも佳き一日になりました。
脳みその錆がちょっと落ちた感じです。