一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

『新しい戦いの場へ』

2012-12-12 19:27:50 | 日記

12月10日、大事な用事に行っていた。

その用事は良くも悪くも「結果」が出る性質のものだった。

その結果は、今週の内に出るであろうと宣告されていた。


その結果が、今日12日に出た。

想像以上に早い結果だった。


覚悟を決めかねていた。

固唾を飲んだ。


でも何をいまさら。

ダメだった事なんてもう数えきれないじゃないか、

100も200もダメだったんだ、腹を決める必要すら

いつしかなくなっていたじゃないか。



考えてみれば、惨めな毎日だった。

戦うための闘志、体力、気力。そして若さ。

それらをまだ持っているにも関わらず、戦う場所がなかった。



しかしそれは与えられるものではないから、必死に彷徨った。必死に探し求めた。

掴み取る為に、もぎ取る為に、勝ち取る為に必死に。

時にその必死さが自分を追い詰めて、眠れない夜を何度も重ねた。

狂ってしまうような不安と、後悔と、身悶えする絶望に、震えて慄いて。



それらを振り払う意味でも、我武者羅に身体を動かした。鍛え抜いた。

そうしなければ、自分は発狂してしまう。どうなってしまうか分からない。

夢に縋った。縋るしかなかった。縋るという言葉そのものだった。

そうして草臥れ果てて、漸く夜、眠る事が出来る。そんな毎日。



今日、やっと

その日々に終止符が打てた。



ああ眠れる。

こんなに疲れたのは、人生で初めてかも知れないし

出来る事なら、もう味わいたくない暗黒の時間だった。



不況。一口に言えば他人事みたいだ。

でもその一言の舞台裏で、多くの人は僕と似たような時間に生き、

もがき苦しみながら戦っていたんだ。

それをよく知った。


なんとか、長い戦いの一つが終わった。

良かった、と取りあえずは言えるのかも知れない。

何故なら、激戦を超えて勝ち取った、僕の数少ない「勝利」だから。


何度も一人で泣いてきた。

だけどこれだけは言える。


その日々が、僕を強くしてくれた。


もう負けん。


漸く勝ち取ったこの先の未来には、また違う戦いが待っている。

新しい、種類の違う戦いが待っているんだろう。

でも負けん。



ズタボロに負けた、敗者の味を

この4年地べた舐めながら、これ以上ないほど味わったから。



絶対この味は忘れない。

勝利の美酒など、この屈辱と絶望に満ち満ちた敗者の辛酸に比べれば

軽いものだろう、きっと。


さぁ戦おう。

今度は絶対に膝を付かん。














































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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます。 (一刀)
2012-12-14 23:30:07
色々ご心配かけました。
まだ諸手を上げて喜ぶ事はできませんが、
まぁ何とか頑張って生きます!!
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よかった。 (貝殻師匠。)
2012-12-13 08:26:55
ほんまによかった!おめでとうさん。
返信する

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