一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

「左サイド」

2012-11-30 23:31:39 | 練習にまつわるetc

ゴルフは「左サイド主導で打つ!」というのが鉄板だと
これもやはりプロは仰います。


それはスイングに於いてのみ言える事ではなく、
ポジショニング、アドレスの段階から既に左サイドから
入る必要性があります。


『アドレスに於いては両肩が地面と平行にはならない(右肩がやや下がる)』
というセオリーがあるのに対して、右サイドからアドレスしてしまうと
左サイドのセッティングが窮屈になったり、左肩がイカってしまったりと、
右に合わせた形になり易く、インパクトの再現性を欠いたスイングになってしまうからです。


なのでアドレスの時点から左サイド主導で入り、
左肩からナチュラルに左腕を下ろし、そこである程度グリップ位置を決める。
右はボールとフェースの位置が決まり次第、添えてあげる感じにすると
やや右肩を下げた状態に自然と持っていけます。
両肩も飛球線に対して平行に保てます。



何をいまさら…と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
一つ一つこれまでの練習で抑えたポイントをここでは綴っておりますのでご容赦下さい。



ただ左サイドを意識するが余り、最も重要な「シフト・ウエイト」が
疎かになり、パワーの発生・伝達に不具合が起きてしまいがちです。


プロがいう「左サイド主導」というのは
飽く迄も「右サイドの出しゃばりを抑える」という事がポイントなのであって
何も右足へのシフトウエイトを制限せよ、というものではありません。


しかし過度のシフトウエイトは「スウェー」の動きを誘発したり、
かと言って左足に殆ど体重を残したまま振り被ると「リバース・ピボット」が発生します。
これだけは絶対に避けたい致命的な動きです。



飽く迄も、それぞれの部位にはそれぞれの役割があるので、
左サイド主導と言われても全ての動きがそれに縛られる、という訳ではありません。


左サイドは「軸」であり、ダウンスイングに於ける「舵」であり、
インパクト以降の「壁」です。

スイングの起点となるスイッチは下半身、特に股関節の動きが肝です。
足でシフトウエイトするのではなく、股関節で殆どの仕事は管理出来ます。
逆を言えば膝下でシフトウエイトを管理すると無駄を生じさせます。
右太ももにツッパリを感じたら、シフト完了の合図です。
膝は出来る限り位置をキープするのが望ましいでしょう。


そう考える事で、自然と右サイドは
ダウンスイングで左サイドに引っ張られる動きになり、
インパクト直前では「蹴り」を行う動力源として専念できるので
余計な動きはなくなります。


野球の投球フォームと準えてみれば分かりやすいです。



左右の動きはリンクしながらも別々の仕事をこなす。
須らくスポーツの動きには共通しているように思います。









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