「出し惜しまない」

Amazonを装ったメールが三日に一回くらいくる(笑)
「Amazon　Care」っつって。
なんか最近どっかの隣国で聞いたフレーズだなぁ、ええおい？

使ってもないAmazonになど一切用がないので、
迷わず躊躇わずに迷惑メールへGO出来て、ちょっと気持ちE(笑)

貴重な人生を犯罪になんぞ使っちゃう人って、
マジでなんのために生きてるんだろうか、と思いますね。

さておき、この時間はもう誰が何と言おうと僕のゴールデンタイム。
ウッドベースが腹に染み渡るJAZZなんぞを聴きながら、
資料作成も中盤に差し掛かり、一人で盛り上がってます(笑)

ああ～～、好っきゃわぁ…この時間。（←心の声）

ただ、ノリノリなのは結構なことなんだけれど、
どうしても内容に凝り過ぎて、３歩進んでは校正のために２歩下がっちゃって。

「あ、これも入れてみよう」とか
「そうするとこの数値は変えねば」とか
「じゃあ文体も変えなきゃいかんでしょうが」とかやっちゃうモンだから

頭に溢れるアイデアを詰め込み、休む間もなくキーボードを叩き続けた割に、
３時間くらい経って振り返ってみると１章の中の１項、１ページとかが
完成しただけだったりして、ガッカリする。

気持ち的には１冊作り上げたくらいの感触なのに。

その分、中身が当初と比較にならないくらいの厚みになってて、
それをチェックしながら「よしよし」と頷いてしまってる自分もいる。
もうすっかりおかしいですね最近。
もともとおかしいんですけど。

競技に明け暮れてた時だって、
結局まともに眠ったのは数年間で優勝した当日くらいだったし、
もうなんていうかそういう性格・性分なんでしょうね。

出し切る、やり切る、っていうか。
器用に「明日に回そう」っていうのがどうも出来ない。

あと、資料だけでなくて他の仕事もだけど、
「もったいぶる」っていうのが出来ない。

『続きはWebで！！』やら『続きはCMのあと！！』みたいな、
まどろっこしい事をやるのが性に合わない。

あらゆる価格設定にしても、
「追加サービスは＋〇〇万円」とか
「別途料金を頂きます」とか
なんかもう、そういうのやってる自分の絵面が浮かばない。

今全部出してしもたらええヤン、って思っちゃう。

結局出し惜しんだり、追加料金なんて設けてしまうと、
お客さんやクライアントさんの、「ありがとう！助かった！」
っていう気持ちを削いでしまう。泥塗っちゃう気がする。

それやった瞬間、僕のビジネスには何の意味もなくなる。
僕が僕でなくなるのは間違いない。

それとまぁそんな事したって、回りまわって結局利益率は変わんないモンだと思うし。

だったら、受け手側もこちらも人間として清々しくあれる方がずっと良い。
セコいことなんて何の価値もない。

ってなわけで、今作ってる資料も出し惜しまず、
バンバン詰め込んでいくゼェ！！