一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

0から1へ

2019-09-30 21:22:47 | 引き寄せの法則
資料作りにほぼ貫徹、日中は他のお仕事。
となるとさすがに集中力も切れるし、
何より尋常じゃないくらい目が疲れる。

締め切りがない分ライター仕事より「気楽」ではあるけど、
改めて漫画家さんってスゲェなあって思います。


主題の「0から1」という考え方は、
幼い頃から僕がこだわり続けていたものです。

だけど、オッサンになって競技に参加したりするまで、
ずっとずっとずっと模索していました。
「自分には、一体どんな“1”が生み出せるのだろうか?」って。

そんな特殊能力も、天賦の才も、自分にあるのだろうか?
なんて悪戦苦闘しながら、オリジナルの分野にこだわり続け、
探し求め続けてきました。

さっき言った、漫画家さんとか音楽家とか。
あるいは、誰も思いつかなかった革新的な技術の発明とか。
そういう「特別なオリジナル」に執着しちゃってたんですね。

幼い頃には兄の真似して漫画描いたりもしてみたし、
ハタチ前後にバンドを組んで、オーディションに応募したことも多々ありました。
デモテープ送ったり、ライブハウスの世話になったり。

だけど、どれもシックリこない。
どうも面白くない。だからなのか、どうしても没頭できない。
「これ、違うんじゃねぇかなぁ?」と思う事だらけでした。

思うに、
全くの0空間から1を生み出しそれをビジネスに昇華させる事など、
実は誰にも出来やしない事なのかも知れません。

というのは、僕がこの世でたった一人尊敬・敬愛・傾倒する、
一人の創業者を改めて思えばこそ、なおさらにそう感じるのです。

『本田宗一郎氏』
あのエネルギーと情熱と探求心の塊のような人物であってさえ、
無の空間にいきなり二輪車と四輪車を生み出した訳ではない。

様々な部品、様々な資材、もっと言えば化石燃料を動力化する技術。
それらは、先人たちが血と汗と魂を捧げて生み出し、継承してきた宝物だ。

本田氏は確かに既存の枠に囚われない型破りな人物であり、
若い頃から浜松の発明王と称されていた偉人です。

だけど彼だって、多くの先人の知恵や家族・仲間の支えあってこそ、
その本分に辿り着く事ができたのではないか。
それらがあったからこそ突っ走り、素晴らしい人生を完遂なさったのではないか。

だとするなら、自分がこだわり続けた「全くの0、全くのオリジナル」など、
こだわり続ける意味がどこにあるのだろうか?と思った。

人類は、伊達に何千年も歴史を紡いできた訳じゃない。
虚仮や酔狂で、70億人もいる訳じゃない。

自分は何がしたいのか。
自分に何が出来るのか。

それを僕には、嫁さんと競技とクライアントさんと相棒が、
言葉ではなく「想い」で教えてくれた気がします。
僕なりの「オリジナル」を。

でも実は、
人は誰しもが心に「0」を持っていて、
日々それを「1」に変える為に生きているのかも知れない。

話をビジネスに限定した場合、そこは飽和に満ちた世界なのかも知れないけれど、
人の心ばかりは実は無限なのではないか。
と、思ったり思わなかったりする、貫徹明けの今日この頃。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。