一刀入魂 勇往邁進

2012年4月デビュー
2015年5月初勝利&再起不能
2019年、人生本番開始(笑)

兵は詭道なり

2019-12-03 02:21:47 | 日記
さてさて12月らしい動きになってきましたね。
ユーロもヒステリックな上昇を見せ、
ポンドもポンドらしい刈り取り方を発揮、と。

ドル円がこうなるのも後出しで恐縮ですが僕は織り込み済みなので、
一切手を付けないどころか、この通貨ペアに限りチャートも数分しか見ていません。
必要がないからです。特に今の時期はね。


資料を渡したある一人の女性から「まるで名探偵だ」と言われました。

資料に根幹は記載してあるのでいちいちアレコレ教えたりはしませんが、
色んな方からの質問に答える中で、値動きがどの辺りまで伸びるか、
そしてどこで揉んで、どこら辺りで反転するのか。
それらがほとんどコンマ単位で当たるから、だと言います。

しかし、名探偵は「推理」します。
相場はそういった話ではありません。
少なくとも僕個人はそう考えています。

もしも引用するのなら、兵法の基礎が最も似つかわしいかと思います。
それが「兵は詭道なり」です。

要は「騙し合い」こそがその神髄。
しかして、我々個人トレーダーに「騙す」という戦略は決して与えられていないのです。
「騙す」ためには莫大な、それこそ数千億では足りない「戦力」が必須だからです。

ならば個人トレーダーが生き残り、禄を食む手段は一つしかない。
巨大勢力が「騙してくる」ポイント、彼らの戦略を見抜く以外にないワケです。

そしてそれは得てして多くの敗戦の将兵には見えていない、
あるいは見落としている場合がほとんどであり、僕はそこを抑えているに過ぎない。

大ヒントになりますが・・・
眼前に迫る100万の軍勢はさぞ勇壮に見える事でしょう。
飛ぶ鳥を悉く落とす、さながら巨大な竜に思えるかも知れません。

しかし、動あるものは静に達し、静なるものは必ず動く。

100万の軍勢だろうが1000万の軍勢だろうが、
それは地上で見るからこそ威容を放ち、途方もなく進軍するように思えるだけ。

彼ら大軍がどこを目指しているのか。
それさえ見えれば何も殊更に怖じる事も、焦って乗じる事もない。

要は、「俯瞰」して見る事です。

それは、通貨ペアを選定する際も同じ。
ドル円だ!ポン円だ!と一点集中で飛び込むのでは、
火中の栗を拾うどころか、骨まで焼かれる羽目になる。

相場ほど「自由」な場はありません。
そして、自由とは何も蜂蜜の海ではありません。
そこには常に蜜と毒が混交しているという事を、多くの人が忘れる。

詭道を知る者にしか、きっと理解は出来ないでしょう。
騙してくる方も命がけなんです。
兵力で圧倒的に劣る我々が、どうして呑気に戦えましょうや。






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