コンプレックスの本質

このコンプレックスというものは、人類の敵だと思っています。
もっと言うと、この世に不要な汚物だとさえ思います。

何故ならこのコンプレックスってヤツは実におぞましい性質を持っていて、
己を苦しめるだけならまだしも、関わる他者をも軒並み不幸にしてゆくからです。


学歴コンプレックスの親が、自分だけでなく我が子を苦しめたり。
経済的困窮から勝手に殻に籠っては、成功者を妬んで愚行に奔ったり。

まぁこれらはありがちな例です。
さらにこんなものもあります。

幼い頃から承認されずに育ったからか、やたらと職位やステータスに固執し、他者を排斥・攻撃したり。
結果を出そうと努力している人間を横目に、卑しく努力しない自分を正当化して誹謗してみたり。

まぁとにもかくにも頼みもしないのに卑屈になって、
挙句の果てには他人に不愉快な言動を取る訳です。

実に無意味、実に醜悪です。

自身と他人を比べるとしても、勝手に自分の中でやればいい話です。
もっと言えば、他人と比べること自体が無意味で卑しい行為でさえあります。
そこに気付けないからこそ、どんどん蝕まれていくんでしょうけれど…。

先の日記に関連しますが、僕は少しでもこういうつまらない性質を見せられたら
たとえ長年の友人であっても、その瞬間からバッサリ関係を切ります。

何故なら、そのまま関係を続けていては互いにとって不利益だからです。

人間ですから、色んな側面を持つのは当然です。
短気な人、ケチな人、細かい人に暗い人、口が悪い人。色々います。

そこから学ぶ事も非常に多く、それらも人間関係の妙味とも言えるスパイスかも知れません。

しかしコンプレックスを他者に、あろうことか友人にすら向けてしまう人がいます。
僕は、それだけは友人と他人との、ボーダーラインだと決めていますので
そこを踏み越えた人は例外なく、アドレスを消してしまいますね。


もしコンプレックスを抱えてしまったとしても、自身の中で昇華すべきでしょう。

他者は、何も貴方にお願いしてコンプレックスを抱えて頂いているワケではないのですから。