これはすごい！チョイノリ

　トライアンフに乗っている方が、スズキのチョイノリも持っていて、動かなくなったというので修理を依頼されました。圧縮を測るとゼロ。エキゾーストバルブのステムに付着したカーボンがバルブガイドとの間にまで入っていて、バルブの動きが渋くなっていました。

　ＯＨＶだったんですね、それにしてもシンプルというか、、、。プッシュロッドの太さは３ｍｍ。長い綿棒といった感じです。ロッカーアームのシャフトも同様の太さのロッドがさしてあるだけ。

　これから道を走っているチョイノリを見る目が変わります。


左端は５円玉。オイルを回していないというのもすごい。


バルブスプリングも


この通り。

アブナイ！アブナイ！

　先日のシェルコ２．５の納車のための点検をしておりました。そうしたらリアブレーキのディスクプレートの取り付けボルトが緩んでいるのを発見しました。危ないですね。完全に緩むとボルトが折れたりハブが破損したりします。

　スパナを当てて確認するのは簡単なこと、それを怠ると大きな出費になってしまうかもしれません。定期的に確認しておきましょう。フロントブレーキ、リアのスプロケットの取り付けも同様です。