フライホイール内は時々チェックが必要です

　外車トライアル車の、フライホイールを外した状態です。水が入ってサビが出ています。この錆によって、電気系の故障が起こることがあります。この車両は、プラグの火花が出なくなっていました。少し前には、ライト類の電源が行かなくなった車両の修理をしました。

　この部分のカバーのシールは不完全です。逆に水が入ると抜けにくいです。カバーを開けてのチェックを、点検項目にいれておきましょう。

　ちなみに、日本車や、モンテッサ/ＲＴＬなど、日本設計のものはエンジン内のオイルに浸っているので大丈夫です。

ブレーキスイッチ

　油圧式のブレーキスイッチは、古くなると接触が悪くなって作動しにくくなります。ブレーキレバーを軽く握ってもランプが付かないので、強く握ったら点くようになりました。

　しかし、何度か強く握っていたら、今度は、ランプが消えなくなってしまいました。交換するしかありません。

　機械式のスイッチでも点かなくなったり、点灯する位置が変わったりします。時々ランプを見ながら、軽くレバーやペダルを動かしたら点くように確認しておきましょう。