オートバイ道草記

オートバイを一生の趣味とする人のために

国産原付は厳しい、、、やっぱりメインテナンスは大事

2009-05-01 12:07:00 | メインテナンス
 国産原付は、ほとんど扱うことがないのですが、近所から頼まれました。ヤマハの50ccスポーツ。フロントフォークのシール交換。簡単だろうと思ったのは甘かったです。

 フォークにゴムキャップが付いていました。これを外すとボルトの頭か、六角の凹みが現れるはず、、、外すと、、、?。ただの錆びた金属のフラットな面があるだけ。これをどう外す?錆をほじっていくと、スナップリングらしきものが現れました。まさか、このリングで止まっているはずはないだろうと思いました。もしリングが錆びてダメになると、中身が飛び出してきてしまうから。

 とりあえず、リングを外してみたが何も抜けてくる気配なし。そこで、ヤマハのサイトのパーツリストを見てみました。ゴムキャップがあって、リングがあって、、、その下は“キャップボルト”という名前になっていました。ボルトというからには、ネジが切ってあって回して外すはず。でも、この平らな面をどうやって回すのか?

 ここでギブアップ。近所の国産原付を扱うバイク屋さんに聞いてきました。やはり、平らな金属の面はバネ押さえで、スナップリングで止まっているということでした。しかし、バネ押さえとインナーチューブは一体化しちゃってて外すのは困難。あきらめてフォークの下のボルトで分解してシールを交換しました。

 錆びたバネ押さえをどう取るか眺めること半日、原付も厳しいです。

 抜いたフォークオイルを見たらまっ黒。フォークオイル交換をしたことのある人ならわかると思いますが、古くなったオイルは異臭を放っていました。交換したことがなかったかもしれません。定期的にオイルを交換して“キャップボルト”を外していたら固着はしなかったでしょう。異常がなくても、定期的にメインテナンスをしていると、このような問題は防ぐことができます。







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