ベスパの修理を依頼されますが、時には、こんなことが起きるのか?と驚くことがあります。
PX150のオイル漏れの修理を依頼されました。キャブレターボックス後方のエンジンはオイルまみれです。キャブレターボックスの中は、分離給油のオイルがたまっています。量にもよりますが、オイル漏れは珍しいことではありません。
分解してみたら、オイルポンプカバーのパッキンに、異物が挟まっていた。全体を分解してチェック、部品の合わせ面の研磨、オイルポンプチェックバルブの確認、カバー以外のパッキンも交換して、組み立てました。これで完璧。と、エンジンをかけていたら、リヤタイヤにオイルが伝って出てきました。タイヤにかかるほどのオイルが出てくるというのも驚きです。
よく見るとそのオイルの色は、分離給油のオイルと違いました。その他のオイルというと、ギアオイルしかありません。ギアオイルを抜いてみると、その量400cc。自分で交換したことのある人なら知っていますが、オイル量は250cc、250cc入れると、給油口からあふれてきます。ギアオイルの入れ過ぎで、エンジン上部のブリーザーから溢れてきたのでした。
ギアオイルを規定量入れ、ポンプまわりも修理したので、オイル漏れはなくなりました。オーナーは自分でメインテナンスはやらないとのこと。どうしてあんなにギアオイルが入っていたのか謎です。



PX150のオイル漏れの修理を依頼されました。キャブレターボックス後方のエンジンはオイルまみれです。キャブレターボックスの中は、分離給油のオイルがたまっています。量にもよりますが、オイル漏れは珍しいことではありません。
分解してみたら、オイルポンプカバーのパッキンに、異物が挟まっていた。全体を分解してチェック、部品の合わせ面の研磨、オイルポンプチェックバルブの確認、カバー以外のパッキンも交換して、組み立てました。これで完璧。と、エンジンをかけていたら、リヤタイヤにオイルが伝って出てきました。タイヤにかかるほどのオイルが出てくるというのも驚きです。
よく見るとそのオイルの色は、分離給油のオイルと違いました。その他のオイルというと、ギアオイルしかありません。ギアオイルを抜いてみると、その量400cc。自分で交換したことのある人なら知っていますが、オイル量は250cc、250cc入れると、給油口からあふれてきます。ギアオイルの入れ過ぎで、エンジン上部のブリーザーから溢れてきたのでした。
ギアオイルを規定量入れ、ポンプまわりも修理したので、オイル漏れはなくなりました。オーナーは自分でメインテナンスはやらないとのこと。どうしてあんなにギアオイルが入っていたのか謎です。



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