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乗り続けるということ

　今月の自然山通信で、８０歳になるトライアルライダーが休養宣言をしていました。体調が原因とのことですが、いつかは自分もオートバイに乗れなくなる日が来るなんてことはは想像もできません。確かマン島のレースでは６０歳でドクターストップがかかるそうで、スピード競技は安全面からしょうがないのかもしれませんが、走りたいのに走れないというのは辛いでしょうね。暑いだの、寒いだの、はたまたハンドルが低くて乗りにくいなどといっていては叱られちゃいそうです。軽いバイクばかりに乗っていると重いのに乗るのが大変になったり、セル付に慣れるとビッグシングルのキックができなくなったり、楽なほうへ行くと戻るのが大変で、一度乗らなくなるとそれっきりという人も多いです。常に体力を維持しておくべきでしょう。知人に、絶対低いハンドルに乗り続けるといって常に最新のドカティのフラッグシップたるＲやＳのついたのに乗っている人がいます（９９９のスタイルはダメらしい）。乗り続けるという意志も大事です。くだんの８０歳トライアルじいさんは、過去何度も引退宣言をしては復活しているので周りではすぐ戻ってくるさと言っているらしいです。

自然山通信とビックタンク、本屋にはない雑誌です。