ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

阿蘇・中岳の絶景

2012-11-06 | 阿蘇・久住
3日、阿蘇を目指しました。
中岳 (なかだけ・1,506メートル) 登山に挑戦です。

草千里の方から見ると、中岳火口は、ガスを大量に噴き出していました。
もしかして、入山は無理かなと思いましたが ・・・



火口付近には近づけなくなっていましたが、
登山の方は、大丈夫でした。
砂千里ケ浜の登山口から入り、しばらくは板の道を歩きます。





どこまでも続く荒涼とした風景 ・・・ 緑の草原とは、また違う魅力です。



分かっているけれど、これから登る急斜面を見つめて・・・げっ。



登山道は、岩に印がしてありますが、すぐに見失いそう。
先を行く若い男性のパーティ、心強く感じます。



Zionは、崩れ落ちた岩石の斜面を軽く、登って行きます。
2日前にも、私とふたりで、近くの山を頂上まで歩きました。
日々の山歩きが、トレーニング効果を発揮したか。



見晴らしのよい所では、休憩しながら、絶景を楽しみました。
若い男性パーティは、もう見えなくなりました。



凛とした空気。
Zionは、ハァハァとも言わず、遠くを見つめていました。



そして、また、一歩一歩、登ります。
頂上まで、あと少しのところまで来ました。



眼下に広がる景色に、Zionは、何を思う?



ただ、じっと眺めていました。



火口が、あんな低いところに見える・・・



そして、右手に根子岳が見えると、山頂の標識はすぐそこです。



今回は、高岳(たかだけ・1,592メートル)への縦走はせず、
しばらく、ぼ~っと山頂の空気に包まれていました。

根子岳とZion。



雲から漏れる光のヴェール・・・やわらかに輝いて。



下山は、さらにゆっくりと、気を引き締めます。
時々、登山道を外れ、Zionにとって、歩きやすい所を選びながら、
最後の一歩まで、慎重に下りて行きました。



1時間もかからずに、砂千里ケ浜に戻って来ました。



往復3 時間、8キロでした。

飼い主と愛犬が同じ目標に向かう時、
育まれる協調をお互いに感じながら過ごす時間は、
本当に楽しい。

そんな時間をとても大切に思います。

怪我もなく、元気に楽しめたことに感謝しながら。


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!