ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

超大型犬と八百万の神

2013-01-09 | お出かけ・旅
松の内に5つの神社を参拝した。
隅で目立たぬようにしているつもりだが、白い大きな生き物は、
すぐに発見されてしまう。

神社で出会う人の中には、この白い大きな生き物に出会ったことをとても喜んでくれる人がいて、
撫でながら、「何かいいことがありそう」 「ラッキー!」 と言ってくださる。
そして、驚くことに、手を合わせるおばあ様まで現れる。
一度や二度ではないから、本当にびっくりである。

神社という場所は、霊験あらたかな・・・と信じられる空間であり、
撫でるとご利益があるとされるものが祀られていたりする。
人は、参道に入った瞬間から、神々の存在を期待しているから、
この白い大きな生き物でも、勢いで 「撫でておこう」 ということになるのだろうか。

日本の神道は、八百万(やおよろず)の神々を祀る民俗信仰である。
あらゆる人や物を神として祀り、そのおおらかな信仰のあり方は
日本人の心に根付いているのだろうと思う。

大宰府天満宮の近くにある岩屋城跡まで登ってみた。



戦国時代、九州制覇を目指す薩摩との合戦の舞台となった場所だ。
宝満山より良い眺望で、福岡の油山、佐賀の脊振山、かすかに大分の久住山が見えた。
この山の麓は、大宰府市民の森として整備されていて、
とても良い散歩コースだった。



今年も笑って笑って、いきましょう。

白い大きなこの犬が手を合わせられたとしても、
八百万の神々さま、どうぞ笑いとばしてくださいな。




今日も会いに来てくれて、ありがとう!