ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

雪と狼爪

2013-01-23 | 高原・山
先週末の油山は、元旦に降った時よりも雪が積もっていて、
深いところでは、15センチほどもありました。
寒くても、あまり雪が降らない福岡市内で雪遊び
楽しい山歩きとなりました。



雪で階段や高低差がよく分からない遊歩道では、
転んだすきに、Zionが先に行ってしまったりして、ドキッ。
Zionは大きな段差を飛び越えたり、茂みの中に入ったり、
しばし冒険を楽しみ、嬉しそうに戻って来ました。



草スキー場の斜面まで登ると、何もない白いだけの雪の原っぱ。
ここも、この間より積もってる!
足跡だらけにしてやりました。



傾斜が急なので、人はつるつる滑ります。



雪道を上手く走るZionは、足をどう使っているのか、
当たり前すぎる動きは、速すぎてよく分かりません。



険しい岩場を登る時の補助として使われたり、
かんじきの役目もする狼爪(ろうそう)は退化していますが、
原産国の働くピレたちは、自分の意志で動かすことが出来るというから驚きます。



足跡は、自分の足より大きくついています。
少しは、狼爪が役目を果たしているのでしょうか。



雪の上でも、四肢の指と爪をしっかりと使っていることは確かでした。
爪の先端は、擦れて伸びてはいないはずなのに、
どの画像も、つけ根からだと相当長い爪が
むき出しになっているように見えました。



強力な爪。
前肢のパンチを浴びれば、人の皮膚なんて、服の上からでも簡単にみみず腫れ。
なるほど、アイゼンのようにも使えるわけです。



雪がたくさん降る地方に憧れます。
また、雪が積もるといいね。



でも、中途半端な雪は、下山への道では、雨上がりと一緒。
またしても、どろんこ。

くろくま、いっちょあがりぃ!




今日も会いに来てくれて、ありがとう!