阿蘇谷に浮かぶような天空の道。
その絶景が見える丘に立ち、風に吹かれていると、
バイクだけでなく、自転車が上ってくるのをよく見かける。
すごい脚力だな・・・
健脚はここにもいる。
山道や坂があれば、当然のように登って行く犬。
でも、ここを歩く人を見たことがない。
ならば歩いてみようか・・・
一人ではとてもそんな気は起こらないが、
Zionと歩けば・・・不思議なことに歩けるのである。
道の中ほど、Zionだけが小さく見える。
遠くなるほどに、それは白い点のようになっていく。
途中から戻ったが、あまり匂いがないためか、
Zionは下りも上りも駆け足で進んだ。
阿蘇谷に雲海が広がるのを想像してみた。
雲の上に現れる道はどんな感じなのだろう。
そう思うと、ますます雲海を見てみたくなるのだった。
それから大観峰を経由して、阿蘇・中岳へ。
ちょうど連休でどこも観光客でいっぱいの道。
火口の下までやっと辿り着くと・・・
こんなことはよくあることだが、
登る気満々だったZionは、不満そうに柵の向こうを伺った。
この日は中岳頂上へ登山をしに来たわけではなく、
少し上って、火口を見るだけのつもり。
山の空気はZionに何かを語りかけるのか・・・
Zionの表情は、山登りの時に見せる
揚々とした輝きに満ちていた。
それでも、自然には逆らえない。
Zionを諭して、草千里まで引き返した。
烏帽子岳と草千里。
人々は馬に乗ったり、散策したり、思い思いに楽しむ。
犬は草千里には入れないので、この辺りを歩くだけなのだが、
秋の風がススキを揺らし、Zionは楽しそうだった。
その夜、私は大腿四頭筋の筋肉痛になった。
長い坂を駆け上がったからだろう (弱っ)。
ピレネーにとって気持ちのいい季節がやって来る。
放浪のごとく、気の向くままに歩くことこそ君の楽しみ。
足は引きつろうとも・・・
よかろう、つき合おうじゃないか。
今日も会いに来てくれて、ありがとう!
その絶景が見える丘に立ち、風に吹かれていると、
バイクだけでなく、自転車が上ってくるのをよく見かける。
すごい脚力だな・・・
健脚はここにもいる。
山道や坂があれば、当然のように登って行く犬。
でも、ここを歩く人を見たことがない。
ならば歩いてみようか・・・
一人ではとてもそんな気は起こらないが、
Zionと歩けば・・・不思議なことに歩けるのである。
道の中ほど、Zionだけが小さく見える。
遠くなるほどに、それは白い点のようになっていく。
途中から戻ったが、あまり匂いがないためか、
Zionは下りも上りも駆け足で進んだ。
阿蘇谷に雲海が広がるのを想像してみた。
雲の上に現れる道はどんな感じなのだろう。
そう思うと、ますます雲海を見てみたくなるのだった。
それから大観峰を経由して、阿蘇・中岳へ。
ちょうど連休でどこも観光客でいっぱいの道。
火口の下までやっと辿り着くと・・・
こんなことはよくあることだが、
登る気満々だったZionは、不満そうに柵の向こうを伺った。
この日は中岳頂上へ登山をしに来たわけではなく、
少し上って、火口を見るだけのつもり。
山の空気はZionに何かを語りかけるのか・・・
Zionの表情は、山登りの時に見せる
揚々とした輝きに満ちていた。
それでも、自然には逆らえない。
Zionを諭して、草千里まで引き返した。
烏帽子岳と草千里。
人々は馬に乗ったり、散策したり、思い思いに楽しむ。
犬は草千里には入れないので、この辺りを歩くだけなのだが、
秋の風がススキを揺らし、Zionは楽しそうだった。
その夜、私は大腿四頭筋の筋肉痛になった。
長い坂を駆け上がったからだろう (弱っ)。
ピレネーにとって気持ちのいい季節がやって来る。
放浪のごとく、気の向くままに歩くことこそ君の楽しみ。
足は引きつろうとも・・・
よかろう、つき合おうじゃないか。
今日も会いに来てくれて、ありがとう!