フランスとスペインにまたがるピレネー山脈。
その中央部、ペルデュ山(3,352m)を中心とする国境付近一帯は
昔ながらの農牧畜、山岳放牧が行われている地域である。
(ガヴァルニー圏谷と光あふれる放牧地~ミディ・ピレネー地方観光局オフィシャルサイトより)
ペルデュ山のフランス側、中腹の放牧地が広がる風景。
夏の間、草の新芽を求めて移動しながら放牧される羊や家畜。
この辺り一帯で働くピレネー犬は、原産の中でも特に牧畜番犬に適する犬たちであり、
ピレネー犬の基礎をつくり、それを受け継ぐピレネー・オブ・ピレネーだ。
(家畜の群れが点在する夏の風景~ミディ・ピレネー地方観光局オフィシャルサイトより)
彼らにとって、夏山は暑くないのだろうか。
麓の町は、夏は猛暑になることもある日照時間の多い地域。
遮るものがない山の放牧地では、長時間、直射日光にさらされる。
3,000m級の山々に囲まれる斜面、乾燥した冷涼な空気。
しかし、太陽光がサンサンと直接降り注ぐ暑さはあるに違いない。
体温の上昇、紫外線によるダメージ、急激な気温の変化・・・
太陽光を吸収しにくい白という色、厚い被毛は、山岳の極寒だけでなく、
あらゆる気象条件から身を守るためのものだと考えられる。
冷涼な環境の中であるとは言え、
原産のピレネー犬が夏の直射日光による暑さを知っていることは、
日本で暮らすピレネー犬にとって、とてもありがたい。
夏のダメージから身を守る防御システムを少なからず身につけていることが推測できるからだ。
夏に厚い被毛を保つことは、そのことと大いに関係があると思っている。
高温多湿、害虫、細菌・・・彼らの苦手な季節を上手に乗り切り、
得意な季節を大いに楽しみ、ともに暮らしを楽しむパートナー。
日本に初めてピレネー犬が入って57年。
私たちは彼らのことをどれだけ理解出来ているだろうか。
今日も会いに来てくれて、ありがとう!
その中央部、ペルデュ山(3,352m)を中心とする国境付近一帯は
昔ながらの農牧畜、山岳放牧が行われている地域である。
(ガヴァルニー圏谷と光あふれる放牧地~ミディ・ピレネー地方観光局オフィシャルサイトより)
ペルデュ山のフランス側、中腹の放牧地が広がる風景。
夏の間、草の新芽を求めて移動しながら放牧される羊や家畜。
この辺り一帯で働くピレネー犬は、原産の中でも特に牧畜番犬に適する犬たちであり、
ピレネー犬の基礎をつくり、それを受け継ぐピレネー・オブ・ピレネーだ。
(家畜の群れが点在する夏の風景~ミディ・ピレネー地方観光局オフィシャルサイトより)
彼らにとって、夏山は暑くないのだろうか。
麓の町は、夏は猛暑になることもある日照時間の多い地域。
遮るものがない山の放牧地では、長時間、直射日光にさらされる。
3,000m級の山々に囲まれる斜面、乾燥した冷涼な空気。
しかし、太陽光がサンサンと直接降り注ぐ暑さはあるに違いない。
体温の上昇、紫外線によるダメージ、急激な気温の変化・・・
太陽光を吸収しにくい白という色、厚い被毛は、山岳の極寒だけでなく、
あらゆる気象条件から身を守るためのものだと考えられる。
冷涼な環境の中であるとは言え、
原産のピレネー犬が夏の直射日光による暑さを知っていることは、
日本で暮らすピレネー犬にとって、とてもありがたい。
夏のダメージから身を守る防御システムを少なからず身につけていることが推測できるからだ。
夏に厚い被毛を保つことは、そのことと大いに関係があると思っている。
高温多湿、害虫、細菌・・・彼らの苦手な季節を上手に乗り切り、
得意な季節を大いに楽しみ、ともに暮らしを楽しむパートナー。
日本に初めてピレネー犬が入って57年。
私たちは彼らのことをどれだけ理解出来ているだろうか。
今日も会いに来てくれて、ありがとう!