日中はどんなに暑くてもいい。
朝晩だけでも、涼しさを・・・
最もリピートしている久住のコテージが満杯だったので、
先週末、昨年夏にオープンした阿蘇大市館に泊ってみました。
オープン当初の高評価を頼りに選んだのですが、
到着するなり、緊張が走りました。
ノーリードのホワイト・スイス・シェパード・ドッグが看板犬でした!
シンゾウくん、1才半。
すぐにZionのにおいを嗅ぎにやって来て、
Zionもいつものポーカーフェイスであいさつしました。
森の中に7つの宿泊棟とレストラン。
小川の静かな流れ、ヒグラシの鳴き声・・・
夕方、急に涼しくなる環境に感動しながら、敷地内でくつろいでいると、
Zionを見つけたシンゾウくんがまた、走って来ました。
近くまで来ると、今度はウウ~と唸りました。
間髪入れず、私がノーを言い渡すと、ちゃんと受け入れ、
おとなしくもう一度、Zionのにおいを嗅ぎました。
人懐こく、私のそばにもやって来ました。
よく躾けられた賢い犬だということは分かりましたが、
オス犬連れでは、緊張感を伴います。
分かっていれば、別の選択をしたでしょう。
シンゾウくんもまた、自分よりも大きく、直視してくるZionに
緊張しているのではないかと思いました。
しばらく部屋で休憩しながら、考えていました。
夕食は犬連れではなく、一人ずつレストランに行こう・・・
屋根の下では、より強く上下関係やテリトリー意識が働くことがあります。
レストランでは、
ホワイト・シェパードと共に飼い主である宿の責任者の方もくつろいでいました。
小型犬を連れている宿泊客らにこの犬種の穏やかさを説き、
絶対に大丈夫だからとノーリードを勧めていましたが、
お客らは犬を抱きかかえたまま、半信半疑でした。
ホワイト・シェパードは、
血統は純粋なジャーマン・シェパード、同じように作業能力はとても高く、
加えて、家庭犬の穏やかさを持ち、飼いやすいと記されることが多いようです。
しかし、私が知っているホワイト・シェパードのオスの多くは、他犬に凶暴です。
それは、何故なのでしょうか・・・
そんな訳で、宿に着いた時から神経質になってしまいました。
DOBERMAN TIMESの犬種紹介によると、
この犬種は環境と飼い主によって、性格と性質が大きく異なる。
穏やかで飼いやすい犬にするのは、飼い主の力量次第。
「穏やか」という言葉を鵜呑みにせず、
躾をしっかりと行わなければならないと書かれています。
私の疑問が解けました。
ちなみに適応性をみると、
家族への愛情は5段階中5、子供や他人に対しては4、他犬に対しては2。
狩猟欲は4となっています。
このことからも、「穏やか」という言葉を鵜呑みにせず・・・
という記述に信ぴょう性を感じます。
次の日の朝は気温18℃、爽やかな空気の中、
近くにある黒川温泉の辺りを散歩しました。
画像は、宿に戻って来たところ。
しばらくぶりの涼しい散歩、Zionも爽快に足を進めます。
それだけで来た甲斐がありました。
それが目的でした。
レストランに隣接する小さな草のドッグラン。
宿の感想を言うなら、辛口評価になってしまいます。
食事など全てにおいて、心の豊かさが感じられませんでした。
シンゾウくんは、いい仔だと思います。
これからも、成犬への階段を上手に登っていくことを願っています。
星はひとつしかつけられませんが、
私にとって、この犬種を少しでも理解する良い機会となりました。
〔覚書〕
ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ。
ジャーマン・シェパードの繁殖ラインで時々出るホワイトカラーを
原産国ドイツがスタンダードとして認めなかったため、
後にスイスで愛好家らにより、アメリカやカナダ生まれのホワイト・シェパードをもとに
独立した犬種として確立された。
2011年にFCI(国際畜犬連盟)にスイス原産の新犬種として登録されている。
参考 藤田りか子著「世界の犬種大図鑑」
DOBERMAN TIMES
今日も会いに来てくれて、ありがとう!
朝晩だけでも、涼しさを・・・
最もリピートしている久住のコテージが満杯だったので、
先週末、昨年夏にオープンした阿蘇大市館に泊ってみました。
オープン当初の高評価を頼りに選んだのですが、
到着するなり、緊張が走りました。
ノーリードのホワイト・スイス・シェパード・ドッグが看板犬でした!
シンゾウくん、1才半。
すぐにZionのにおいを嗅ぎにやって来て、
Zionもいつものポーカーフェイスであいさつしました。
森の中に7つの宿泊棟とレストラン。
小川の静かな流れ、ヒグラシの鳴き声・・・
夕方、急に涼しくなる環境に感動しながら、敷地内でくつろいでいると、
Zionを見つけたシンゾウくんがまた、走って来ました。
近くまで来ると、今度はウウ~と唸りました。
間髪入れず、私がノーを言い渡すと、ちゃんと受け入れ、
おとなしくもう一度、Zionのにおいを嗅ぎました。
人懐こく、私のそばにもやって来ました。
よく躾けられた賢い犬だということは分かりましたが、
オス犬連れでは、緊張感を伴います。
分かっていれば、別の選択をしたでしょう。
シンゾウくんもまた、自分よりも大きく、直視してくるZionに
緊張しているのではないかと思いました。
しばらく部屋で休憩しながら、考えていました。
夕食は犬連れではなく、一人ずつレストランに行こう・・・
屋根の下では、より強く上下関係やテリトリー意識が働くことがあります。
レストランでは、
ホワイト・シェパードと共に飼い主である宿の責任者の方もくつろいでいました。
小型犬を連れている宿泊客らにこの犬種の穏やかさを説き、
絶対に大丈夫だからとノーリードを勧めていましたが、
お客らは犬を抱きかかえたまま、半信半疑でした。
ホワイト・シェパードは、
血統は純粋なジャーマン・シェパード、同じように作業能力はとても高く、
加えて、家庭犬の穏やかさを持ち、飼いやすいと記されることが多いようです。
しかし、私が知っているホワイト・シェパードのオスの多くは、他犬に凶暴です。
それは、何故なのでしょうか・・・
そんな訳で、宿に着いた時から神経質になってしまいました。
DOBERMAN TIMESの犬種紹介によると、
この犬種は環境と飼い主によって、性格と性質が大きく異なる。
穏やかで飼いやすい犬にするのは、飼い主の力量次第。
「穏やか」という言葉を鵜呑みにせず、
躾をしっかりと行わなければならないと書かれています。
私の疑問が解けました。
ちなみに適応性をみると、
家族への愛情は5段階中5、子供や他人に対しては4、他犬に対しては2。
狩猟欲は4となっています。
このことからも、「穏やか」という言葉を鵜呑みにせず・・・
という記述に信ぴょう性を感じます。
次の日の朝は気温18℃、爽やかな空気の中、
近くにある黒川温泉の辺りを散歩しました。
画像は、宿に戻って来たところ。
しばらくぶりの涼しい散歩、Zionも爽快に足を進めます。
それだけで来た甲斐がありました。
それが目的でした。
レストランに隣接する小さな草のドッグラン。
宿の感想を言うなら、辛口評価になってしまいます。
食事など全てにおいて、心の豊かさが感じられませんでした。
シンゾウくんは、いい仔だと思います。
これからも、成犬への階段を上手に登っていくことを願っています。
星はひとつしかつけられませんが、
私にとって、この犬種を少しでも理解する良い機会となりました。
〔覚書〕
ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ。
ジャーマン・シェパードの繁殖ラインで時々出るホワイトカラーを
原産国ドイツがスタンダードとして認めなかったため、
後にスイスで愛好家らにより、アメリカやカナダ生まれのホワイト・シェパードをもとに
独立した犬種として確立された。
2011年にFCI(国際畜犬連盟)にスイス原産の新犬種として登録されている。
参考 藤田りか子著「世界の犬種大図鑑」
DOBERMAN TIMES
今日も会いに来てくれて、ありがとう!