マリアヨハンナさんのブログ

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STRIPED TWILIGHT 漆・三好かがりの仕事

2014年04月26日 | アート・文化

同級生の漆工芸作家の展示会です。

 伝統的な螺鈿:らでんを現代風にした素晴らしい作品ばかりです。 小さな彩切貝(いろきりがい)を丁寧に一枚ずつ漆に貼り付けて作ったもの。

 是非、足を運んでみてください。

会期:2014年4月26日~5月11日 11:00~18:00 *会期中無休

会場:スペース・S  東京都三鷹市下連雀1-20-3 電話0422-49-2482

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 近隣の友人2人と行ってきました。 本当に美しくて素晴らしい作品ばかりでした。

 展示会場のSPACE S も素敵でした。 時々、車で通るところなのですが、気がつかないままに通り過ぎていました。 昨年、ギターの発表会をした会場のすぐ裏通りでした。 この会場も、1階はイタリアンレストランのビルの地下にあって、始めって知ったところでした。 ジブリ美術館のすぐそばです。 風の散歩道も自転車で何度も通っていたのですが、ゆっくり歩いたのは初めてでした。
  


2014年 キリストのご復活おめでとう!!

2014年04月20日 | 信仰と祈り
主のご復活おめでとうございます!!
今年のご復活は、3~4年に一度やってくる4月後半のご復活祭となりましたね。
いつもなら、東京では桜の満開と同じころなのですけれど、今年はすっかりと散ってしまって葉桜です。
 私は、昨年に続き、今年もクリスト・ロア宣教修道女会で、17日聖木曜日と19日復活徹夜祭のオルガンを担当させていただきました。
昨年の今頃は、まだ、Sr.河野が生きていらっしゃったのよねと、シスター方と話しました。
本当に1年が早く過ぎていくのを感じます。
 また、昨年は、関町教会の先輩の坪田さんも元気いっぱいでした。
オルガンをクリスト・ロアのほうでお手伝いすることを伝えたら、「大丈夫よ」って、言って下さいました。
それで、また来年も・・・っていうことで、引き受けちゃいました。
まさか、あんなに元気だった坪田さんが、あっという間に天国に行ってしまわれるなんて思いもしなかったのです。
 今年はどうしようかな・・・と悩んでいたら、天の助け お母様の介護で忙しい高橋さんが、丁度ショート・ステイと日程を合わせて、手伝って下さることに・・・。
 しばらく、教会のオルガンから離れていらしたので、本当に、無い時間の合間を縫って、連日、合計10時間くらいの特訓をして、涙ぐましい努力で・・・なんとか間に合わせてくださいました。
感謝
 オルガン奉仕者の激減(以前は朝7時ミサと9時半ミサで8人くらいいたのが、今は、4名)7時ミサがいなくなった分を、亡くなった坪田さんと、日置さんと私が担当し、9時半ミサも合わせてのローテーションを組んでいました。坪田さんは、素晴らしくて、何時も7時ミサの後9時半ミサの聖歌隊指揮も担当して下さっていたので、本当に助かっていました。
 それでも、3人で月4~5回の朝ミサと9時半はとてもきついので、典礼部にお願いして7時ミサを月2回にしていただいたのですが・・・。 坪田さんがいらっしゃらなくなったので、今は2人で担当。 それでも、とっても9時半の聖歌隊指揮までは毎回の担当はできないので、合唱団やオケに所属している方にも、拍子取り程度でいいからということでお願いしました。
 そんなわけで、この聖週間はどうなることかな~と心配でした。 高橋さんがいらして下さったので、うまい具合に全員が交代で1日ずつオルガン奉仕することになりました。
 クリスト・ロアでは、イエズス会の田淵神父様、瀬本神父様で、助手として越智神学生が、≪復活賛歌≫を歌って・・・。 越智神学生とは、修練期間に関町教会で、聖歌隊、教会学校などのミサで顔見知りだったので、何だか久しぶりに一緒に担当出来て嬉しかった。
 しかし、神父様の説教の中で、今年は、イエズス会には一人も司祭叙階がいなくて、新入の神学生もいないということで、司祭不足が深刻だということを伺い、オルガニスト不足だなんて言っていたら申し訳ないなと思いました。
 趣味でピアノやエレクトーンをしていたのが役に立って、ご奉仕できるのは嬉しいことなのですけれど、本当は、音楽大学を出られた方が多くいらして、神様からのタレントをいっぱい頂いている方が信徒にいらっしゃるのに、私達のような(アマチュア)のが大きな顔をして弾いていていいものだろうかと、ちょっと悩んだりもしています。
 きっと、専門を出られた方や、耳の肥えた方には、「今日のオルガン下手だな」とか、「間違ってばかりいるな」とか思っていらっしゃるのではないかな・・・と。  
 随分と声かけはしているのですけれども、なかなか、担当をしていただけないのが現状。
どなたか、「私でよければ・・・」って、隔月や数カ月に1度でも担当していただけると、とっても助かるんですけれど・・・。 勿論、出来る範囲での聖歌隊との交流もして下さって・・・。
 皆さん、きっとお忙しいのだとは思うのですが、私達も決して暇なわけではなく、子育て(幼児期から)しながら、仕事や老親の介護、地域ボランティアなども同時並行でしているし、病気(心臓手術)や病院(リハビリ)通いをしながらなので、条件としては何も変わりがないように思うのです。
 ・・・・・と、つい愚痴っぽくなってしまいました。
 もっとも、ご奉仕できることも神様からのお恵みなんだとも思っていますけれど・・・。
 
 母校の祈念ミサや、知人の結婚式、祝賀ミサ、ご葬儀等々、いろいろな所、教会でも、オルガンを担当出来たので、多くの方々にも出会えて、失敗しながらも、少しずつではあるものの、知識や経験も増え、演奏法もそれぞれに合った形で、少しは進歩もあるし・・・。
このご復活に際して・・・
 司祭になる方が、増えるように祈ります。 越智神学生の叙階も心待ちにしています。
 先週から、日本カトリック神学院の新入神学生10人が、関町教会に研修にやってきましたが、今までにいらした神学生すべてが、全員、無事に司祭になりますように・・・。
 そして、教会共同体の典礼奉仕(聖歌隊とオルガン)に携わる仲間が、一人でも多く増える事を祈ります。


《四旬節第4主日》に生け花当番でした

2014年04月03日 | 人生

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 3月30日の《四旬節第4主日》の祭壇のいけばな奉仕当番でした。

 四旬節は、祭壇を余り華やかにしないということで、控えめな色の花を活けるのですが、第4主日というのは、”レターレ(喜び)の主日”というのだそうで、来るべき喜びの日〈復活〉に近くなってきたことから、その喜びを一足先に現わしても良いのだそうです。

 お花屋さんには、地味目に白とピンクと小花でとお願いしました。白い百合1本(つぼみは7つくらい)とカーネーション3本、白いフリージア7本、シンビジウムが1本、カスミ草を入れてくださいました。

 たまたま、我が家の庭の白木蓮の木に、多くの咲きかけの花とつぼみの枝がありましたので、それを真にして、やはり庭の片隅に雪柳が開き始めていたのと、きれいなシャガの葉がありましたのでそれを足しました。

 今年から、関町教会では、お花を各自が用意するのをやめて、信徒さんのお花屋さんに毎回用意していただく方法に変わりました。 多分、請求書が期日までに間違いなくまとめられて良いということなのでしょうか。

 けれども、私の場合は、その季節に我が家の庭にあるものを多く入れて、これらの花々を与えて下さった神様に感謝を表した物にしたいと思っているので、お花屋さんが活ける当番の当日までどのような花を用意して下さるのか不安でした。

 お花屋さんのほうでも気にかけて下さってお電話をくださいました。  お陰で、喜びを表したような、清楚で立派な花になりました。

 お花の当番が来る前に、教会暦、その日の聖書朗読、季節などを考えて、あれこれと活け方を考えながら祈ることが出来ます。 活けている時も、しーんと静かな聖堂で、祈りながら、回心しながら活けるのが好きです。

 この日は、「ゆるしの秘跡」がありました。 復活祭を前に、一人一人が回心して(心を廻らして)、人を傷つけたこと、怠けたこと、悪口を言ってしまったこと、悪く思ってしまったことなどを反省して、言葉にして、神父様から神様に変わって”ゆるし”をいただきます。 人間である限り、大なり小なり、「あんなことしなければ良かった」、「あんなこと言わなければ良かった」、「あんなこと考えなければ良かった」等々思うことがあると思います。

 面と向かって、謝ることは難しいことです。 謝る時期も逃してしまうことも多いです。 でも、不思議と回心して、神父様にお話し(どれか主なこと1つ)をすると、不思議と心が軽くなります。

 以前に、ある神父様が言っていた言葉を思い出します。

 ”「ゆるしの秘跡」というのは、普通の人は、大きな罪を犯しているということはないので、許してもらいたいと思うことを言うこと(告解する、懺悔なんて古い言い方もあります。)そのものが重要ではないんだよね。 ≪回心≫することが大事なんだ。 あれもこれもと心を廻らしているうちに、実は、もう許されちゃっているんだよね。 だから、ゆるしの秘跡をもらう時は、あれもこれもと全部言うことはないんだよ。 どれか一つ、これだけはどうしても気にかかるということだけを話せばいいんだね。”

 ある神父様は、”ゆるしの秘跡は、事あるごとに多く受けておいた方がいいですよ。 何時も、自分を清く守っていられますからね。”

 と言っても、待降節と四旬節に年2回受けるだけでも、結構多いと思う。 赦してもらいたいな~と思うことって、毎回同じことなんです。 人間の罪(仏教的には煩悩)って、何時までも同じことを引きずっているんですよね。 お陰で、一年中回心しているような感じになっているのが、今の私。

 その分、若いころに比べると、感情の起伏も大きく無くなって、鷹揚になってきて、考え方や感じ方も少なからず広くなってきて、「あらっ?」って、他の人の言動に疑問や反発を感じる事が、極端に少なくなってきたようだ。 これも、回心の繰り返しのお陰かな~?

 一人一人の考え方が、本当に千差万別違っていて、以前は、自分の知っている考え方や処理の仕方が、絶対だって思っていた。 悪いことをしているわけでもないのに、合わない人のやり方には批判的で、どうしても納得できないことが多かった。 今では、「そういうのもありかもね~」って、「まっ、いいか!!」って思えるようになった。 年齢と共に面倒臭くなってきたというのもあるかも・・・。  「一般的に多くの人が考えるやり方ってのは、こういうもの」というのが、判ってきたこともあるのかもね。

 それでも、精神的な病気の方や、性格異常の方、こだわりの強い方は、やっぱり理解不能。 でも、「仕方がないわね」とか、「可哀想だな」って思えるようになった。 何人もの方と知り合った結果、どういう風に対処したらいいかもわかってきたし・・・。 

 ところで、生け花の当番のあとは、1日おき位ですけど、お花の様子を見に行きます。 自分の活けた花たちを、次の当番人が活ける前まで見届けます。 生きているお花を大事にしたいと思います。 そして、神様のいる家を常に綺麗にしておきたいと思います。  多分、展示会だったら、毎日、水やりに行って、ちょこちょこと手直しをすると思います。 同じことです。

 急に気温が高くなって、花芽の勢いが良くなったせいでしょうか、今回生けた花たちが、急に丈が伸びたり、つぼみが一斉に開いたり、新たな芽が出たりしていました。 生命(いのち)ってすごい! 4日目になったら、モクレンはさすがに花弁が散り始めてました。 残念ながら、外して帰りました。