マリアヨハンナさんのブログ

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リード・オルガンの修理 *関町教会*

2014年07月26日 | アート・文化

 先週、金曜日のロザリオ会(高齢婦人の集まり)のミサ中に、突然、音量調節レバー(スエール)が壊れました。

閉祭曲の直前だったのですけれど、慌てました。 音量が出ないのです。

 リード・オルガンって何?  っていう人もいるでしょうか。

今のように、各家庭にピアノや電子オルガン(エレクトーンなど)がない時代。 パイプオルガンのような大きな楽器は置けない、教会や学校などには、足踏み式のオルガンが使われていたんですね。

 私の所属する関町教会にも、1台、集会室の端っこにすっかり忘れ去られて、物置になって置いてありました。 聖堂には、大きな電気オルガンもあるし、キーボードやピアノもあるし・・・

 新しい信徒会館を建てた時に、これを処分するかどうかの話し合いをしました。

 昔ながらの、空気を送っで出るナチュラルな耳触りのよい優しい音を捨てがたいと、主任司祭、古くからの信徒の皆様からのご意見で、壊れかかっていたのを修理することになりました。

 修理代にどのくらいかかるのかがネックでした。 ところが、その時に最初に調べた楽器店が、一番、リードオルガンに詳しくて、良心的な料金で修理とオーバーホールを請け負って下さいました。 川上楽器の難波氏に感謝。 28万円という格安。

 いったん直せば、電気もいらないし、メンテナンスさえしておけば、半永久的に利用できるというのもメリットでした。  たしか、阪神淡路大震災の時に、建物が倒壊したどこかの教会では、このリードオルガンを使って、屋外でミサをあげたというニュースも見ましたし・・・・・。

 葬祭の時には、静かな柔らかい音の方が雰囲気もでるし、歌にも音が合うし・・・。

届いたのが、東日本大震災の直前。 停電時でも大丈夫ですねとみなで話しました。 幸い、停電とミサが重なることはありませんでしたけれど・・・。 毎週主日(日曜日)の少人数のミサとロザリオ会、追悼ミサや葬祭の時に大活躍しています。

 今回は、ネジが外れただけだったので、1本取り換えただけでした。 今までのメンテナンスも良かったらしく、とても良い状態だと言われて安心しました。

その間に、1件だけ通夜葬儀がありましたけど、明日のミサと来週の葬儀には、復活した音を聞かせられます。

 前回、修理時に説明を受けられなかった他の2人のオルガン奏者と共に、さらに細かい弾き方や音色のアドヴァイスを受けられたので、さらに、良い演奏ができるのではないでしょうか(=^・^=)

20140725140620 オルガンの後部板を外した状態

20140725140532

中ほどのレバーを上げると中のリードが見えます

20140725140457 中のリードが並んでいる状態

 リードというのは、リコーダーや木管楽器の上部(口で)を吹くと「ピーピー」と甲高い音が鳴るところと同じような機構のミニ笛。

 5㎝前後の長さで、幅1cm足らずの小さい金属性のリード(下の写真)がずら~と、鍵盤に沿って並んでいます。それを、足踏みペダルで空気を送って鳴らすのです。

Photo

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