5月26日
今日は、ゴールデンウィークに休みを取れずに14日連続出勤していた主人が、やっと休暇をとれた。
家族で市内の多摩六都科学館の世界最多の星数を誇るプラネタリウムと世界4番目の映像ドームの全天周映画を見に行った。
ホントに久しぶりに病院にも行かず、のんびりと…過ごせた。
おかしな世の中だ・・・・・
60歳になっても、まだまだ、仕事への意欲もあって、体力的にも余裕があると言う人のために、また少子化と、団塊世代から急激に働き手が減ることを解消すると言う意味で、法律で、定年後も引き続き契約社員ということで働けるということになった。
これはいい事だと思った。 しかし、実態は、新入社員以下の給料でそれまでと同じだけ働かされる。 暇な職場か、せめて定時で帰れると言う職場ならまだしも、13時間以上働かないと間に合わないという仕事。
そのお陰で、体調が著しく悪化。除脈(不整脈)と低血圧。起き上がれないくらいのめまい。 やっと取れた土曜日の休みは病院通い。
もともと、朝6時過ぎに家を出て、夜11時頃帰宅し夕食を取る不規則な職場。IT技術者なので、自分たちの出来る範囲の仕事を選べば良さそうなものなのに、全く仕事の内容を知らないという文系出身の人達がやたらに儲かりそうだというだけで請け負ってくるらしい。それが適正かどうかを上手くトップが振り分けることが出来ない…。
日本の企業っていうのは、どうも、一番仕事が楽な人が上の座に上手に居座って、まじめでコツコツ仕事する人を顎でこき使っているところが多いような気がする。 世渡りが上手い人だけが得する世の中。
働いていると、年金(企業)は微々たるものしか払われない。働いていない人は満額もらえる。 これっておかしくない? 真面目な人が可哀そう。
真面目にきちんと生きていると、余計な事をどんどん頼んでくる人がいる。
しかも、電話連絡。判らないことの調べごと。雑用。コピーや印刷。
自分で気が付いたらやればいいんじゃないのって、時々思う。なんでも人に頼めば楽だ。
得意分野でないことは、判る人に頼めばいいと思うのも理解できるけど、その人は最初から得意だった訳じゃない。
それなりに、最初はじっくりと一つずつやって、段々と積み重ねて得意分野にしたのだ。
ある意味、人の能力をタダで勝手に使っていると思わないのかな?
時間だってそれなりにかかるし、余計な神経も使うことになる。実費だってかかる。
出来るだけ忙しいからと断るようにしているけど、最初からやってくれるのが当たり前みたいにして頼まれると断りにくい。
世渡りが上手じゃないっていうことかしら?
なんだか体調も悪くなってもそのことが気になって、悶々と日々を過ごし、自分の時間をそれらのことで費やして、もっとヘトヘトに…
勿論、これは私でないと判らないなって思ったことは、快く自ら引き受けるけれど…。
中には、最初からやりたくないことからはそれとなく逃げて、自分の気に入った事だけを選んで生きている人がいる。 多分、本人はその事に気がついていないみたいね。 余計な事には関らないで、目立つところ、称賛されそうなことを自らアナウンスしてやる人。
やっぱり、私はそんな風にしたら、自己嫌悪に陥っちゃうかもしれない。
世の中を見ると、上辺だけ調子よく言葉巧みに人を操る人達が大きな権力を握っている。
本質は、中味が無くてもさもあるかのように見せて、あたかも自分たちが言っている事だけが重要であり、多くの人達が皆賛同しているとアナウンスし、自分たちに不利な情報は操作して出さないようにしている。
それを見抜けない人達が多すぎる。
「キリストのように生きる」っていうのは難しい。
24日の聖霊降臨の主日に、新司祭4人司式のミサがあった。 彼らは、敢えてこの課題に挑戦して生きる道を選んだ。 心から応援したい。 どんな困難に出会っても乗り越えられるように祈りたい。