マリアヨハンナさんのブログ

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高齢者施設で亡くなられた方

2016年04月21日 | 人生

ここ数年間、見守りをさせていただいていた所属教会の高齢の婦人が亡くなられた。
88年の生涯であった。
彼女の永遠の安息をこころから祈ります。

10数年前にくも膜下出血で倒れるまでは、御本人がしたいと思っていたことをすべてなさっていただろうと思われる素敵な老後を過ごされていた。
私は、この地に越してきた時に所属した最初の教会(今は閉鎖されてしまいましたが)で、毎週行われていた婦人による手芸の作成グループに2歳の息子と顔を出し、幼稚園に息子が行くまですっかり常連になった。

主にバザーの作品を製作していたが、時に、侍者服、初聖体の頭飾りなどを皆で作り方を教わりながら作っていた。
昼時になると、皆で持ち寄った食べ物を出して、ちょっとしたパーティになっていた。

彼女は、その中でも、とりわけリーダー的な存在の方でした。

油絵、陶芸、手芸など、なんでもなさって、とりわけ油絵は素晴らしかった。
時折、東京都美術館にも展示なさっていたり、個展もなさったり。

ご主人とお二人で暮らしていたが、彼女が闘病生活に入ってまもなく、病気になって、共倒れにならないうちにと近所の有料老人ホームに入られた。
ところが、1カ月余りでご主人は他界。
彼女は、一人っきりに。
しかも、くも膜下出血の後遺症で言語障害、軽い認知障害などもあり、頭で思っていることがすぐに言葉に出てこないなど・・・。
それでも、見守りに伺った時には読んでいる聖書は指で後を追って声を出して一緒に読まれたり、ご聖体の拝領後は、静かにしばらくお祈りをされ、私が持っていたお菓子には感激して下さり、さらに、御自分の冷蔵庫の中からお菓子や飲み物を出して勧めて下さる。
昔の婦人の集まりを思い出した。

スムースな会話は成り立たなかったが、こちらが話していることは判っているらしく、「いいですか?」、「判りますか?」と確認すると、頷いて見せたり、「大丈夫」、「そうそう」と行って下さった。
月1回程度のお見舞い。年間に他のお二人の方と共同で、5回程度は祝日や追悼ミサにお連れして、帰りには食事をして帰るのが常だった。
もっと頻繁に伺えれば良かったのだけれど、なかなか、自分の生活も慌ただしくって思うように伺えず申し訳ないと思っていた。

今日は、彼女の葬儀が行われた。
とても、素晴らしい神父様の司式に心温まる内容。
すべての参列者が信者さんで、いかにも教会らしい葬儀だったとどの方も感激して帰られた。

会葬御礼のかわりとして、帰天記念カードを彼女の絵を使って作り、皆様に配布させていただいた。
カードを作りながら、絵を見ていろいろと思い祈った。
   


ただ、今回の高齢者施設の対応には驚いた。
高齢者施設なので、亡くなられる方がいらっしゃるのは当然なのに、一日たりとも安置させていただけないのだ。
亡くなった当日に、「本日の夜9時までにご遺体を搬出して欲しい」と言われてしまった。
以前に、やはり、長年親しかった高齢の方が亡くなった時には、公的補助のある養護老人ホームであったが、御遺体を1日安置して、取り敢えずお別れが出来るような場所に移してくださった。
また、私が、以前に音楽(歌)の伴奏のお手伝いさせていただいた老人ホームでは、安置する場所がちゃんとあった。
今回のところは、仮にも高級といわれているかなりな高額な有料老人ホーム。
死んだとわかったら、看る価値がないという訳なのか?
そして、御遺体の搬出の為に葬儀屋さんが来たら、夕食時間なので、入居の皆様が食事に出てくる前に見えないように早く出してほしいと言われてしまった。
なんとも悲しい限り。
やっぱり、営業だけなんだと・・・。
老人ホームを選ぶ時には、そのへんも見極めたいところ。

事情があって、火葬は明日行う。
神父様はご予定があって行かれないので、代わりに信徒だけでお祈りをさせていただく。
葬儀のしおりを持って、事前に目を通し、やることを頭に入れて(先輩からのアドヴァイス)置かないといけない。

遺品の中からいくつかの写真と手書きと思われる絵葉書を発見。一緒に棺に入れさせていただきます。
  


遺品の整理をしている。
引き取ってくださるご親族がいらっしゃらないので処分するしかない。
一番親しかったはずの方も「いらない」と言われたので、彼女を想いながら、写真の一つ一つ、スケッチブックを一つずつはがし、バラしている。
もう天国で神様の元で幸せになられているのだろう。
そう思うとホッとする。ただひたすら彼女の為に祈る。そして、昔お世話になった神父様や、信徒の方々の顔を思い起こす。
納骨の日まで、御遺骨は教会で預かってくださった。
写真は持ち帰ったが、一番状態が悪くなってからのものだったので、アルバムの中から、素敵なプリントを見つけてこれと入れ替えた。
いかにも絵を描かれていた彼女らしい感じになった。

❀お知らせ❀

追悼ミサ・納骨(埋葬)日程:2016年7月2日(土) 午前11時

  カトリック府中墓地聖堂、納骨堂

関町教会主任司祭稲川保明神父様の司式で追悼、納骨ミサと式が行われました。写真と一緒に光子さんが書かれた絵のカードを神父様が置いてくださいました。 御花は信徒のお花屋さんがとても良い御花を準備してくださり教会から運びました。 参列者は6名(後見人山崎司法書士、堀江夫妻、小林さん、松倉さん、伊集院)でしたが、神父様の心をこめた祈願で、ご主人一様の追悼も一緒にしていただきました。墓地全体も綺麗に改修工事がされて庭園風になり、”こみち”(関町教会管理墓地)も同時に改修されていました。 石屋さんのご配慮でご主人様の隣に骨壷を置いていただけました。無事に埋葬ができてホッとしたと同時に感謝でいっぱいです。

 


桜も散り始めて~年度の初まり

2016年04月09日 | 日記



ことしの桜も見おさめかな。
武蔵野市役所前の桜のトンネル。
散り始めた花びらで道路がピンクの絨毯に。

朝の教会平日ミサに高齢の御夫妻を車で送迎。
私が聖体奉仕をさせていただくよりも、可能な限りは、直接、ミサで神父様から頂ける方が良いと提案して約1年5か月前からご案内。
高齢者施設にお住まいになって約2年。
どうしても籠もりがちな生活になって刺激も少ないので・・・。

お祈りの会の皆様が終わった頃を見計らって、今週の生花当番で活けた祭壇のお花を撤収。
その間にご近所の千川上水沿いと市役所通りの有名な桜を鑑賞。
自然の有り難さと、美しい環境に浸れる時間が持てることにあらためて感謝。




先週土曜日、復活祭の大きな美しい花かごを2つ片づけて、傷んだ花とまだ綺麗な花を選り分けて水切りをし2杯別に生け直した。
前の方の生けた花も、まだそのまま残っていたので、こちらはすっかり傷んでしまったので撤去。
汚れていた花器を洗ったので2時間もかかってしまった。
やっと、当番の花生け。
翌主日の《いつくしみの主日》に、生け直した復活祭の花はパラパラとユキヤナギやコデマリの花が落ちるので、綺麗なうちに自宅に持っていかれる方に差し上げた。
毎日、お花を見に行ければいいのだけれど、難しいので、祭壇を汚さないようにと思った。

自分の当番の花は、金曜日ミサの前には生け直そうと2日前に花の傷み具合と水やりをしたが、ほとんど傷んでいなかった。
切ったばかりで生けた、ドウダンツツジの蕾が、スッカリ咲いて白い花が一杯になっていた。
ちょうど、管財部の方が業務(奉仕)にいらしたいたので、そのまま差し上げた。
とても喜んでくださった。
明日は、また新しい主日の花が生けられる。
片づけに追われてしまうと気の毒なので、祭壇はすっかり何もない状態に・・・。

気温も高くなってくると、花の傷み方が激しくなる。
花器の水も腐って異臭を放つ、触るとヌルヌルとして、そのまま水を流しただけだとカビも生えてくる。
水も無くなると、花や葉が枯れて落ちてしまう。
数日おきに見て、いつも綺麗な状態を保って置いて欲しいなと思う。
駄目になってしまったら、早めに下げて欲しいし、ことあるごとに古い担当の方にはお話しするのだけれど。
神様にお捧げするに相応しい状態を常に保って感謝の祈りとしてお捧げしたいと・・・。
下げに来られない場合には、主日のうちに持って帰るようにとも教会委員から言われて・・・。
リーダーにはお願いしていますけど、無視されてしまう。
リーダーも数年で交代して欲しいと思い。思い切って伝えた。
マンネリ化が一番怖い。


  新期年度の「西東京市明るい選挙推進委員」委嘱式、定期総会、第1回全体会。
前年度の報告、次に、会長、副会長、書記の選任。これがなかなか決まらなかった。
前役員は、すでに4期8年務めた。
かくいう私も書記を8年してしまった。何度も代わって欲しいと願ったが、誰も代わってはくれない。
余りに長いと、他の委員は年齢も重なることもあって、なおさら役目を受けなくなってくる。
運営も固まってきて、新しい発想も生まれない。
それぞれ、他にも多くのことを抱えているので、交代でしないと一部に負担ばかりかかってくる。
今回は、絶対に変わろうと、取り敢えず会長は前副会長が交代することに。事前に声掛けしてあった。
他に副会長のなり手がいなければという条件で、私も、渋々副会長を受けてもいいと言ってしまった。
やはり、誰も手が上がらないので着任。
もう一人も、皆様から推薦の声があって、やっと新任の方が・・・
次に、書記がこれまた決まらない。
時間が虚しく過ぎる。ごり押しして1名お願いできた。あと一名は保留。
 司会の担当。
各部会(広報部、啓発部、講演・研修部)担当と部長、副部長の選任。
これまた、広報部だけは、皆やりたがらない。欠席者と新人さんが無理やり割り当てられて、部長も保留。
よくわからないとか、出来ないとか、能力がないとか言っているとなおさら何も出来ないで終わってしまう。
心ない方は、「あなたがやれば!!」なんて乱暴に言われて。
皆、同じ様に忙しくて、出来る限り働いているのに・・・。悲しくなってしまう。
で、これで今日は終わりかなと思っていたら・・・、選挙管理委員会事務局から、新たな啓発活動の説明と割り当て決めが・・・。
2時間以上かかってしまった。
なんとか、無事に担当が決まって、進んでいくといいのですけれど・・・。


最後に地域のコミュニティセンターの広報原稿提出。
修正個所を事務室で確かめて、今月号も無事に出せてホッとした。

息子が初めて就職して1週間の研修から帰って来た。
とっても楽しそうなので良かった。

忙しい1日が無事に終わった。

Holy Mass on the liturgical feast of Divine Mercy - 2016.04.03

2016年04月04日 | 信仰と祈り
Holy Mass on the liturgical feast of Divine Mercy - 2016.04.03


《神のいつくしみの主日》のバチカンのミサです。
私たち関町教会では、入祭に歌っている「いつくしみの特別聖年」の賛歌を拝領に歌い(祈り)ました。
全部を合唱で歌えませんけど、少しずつ練習をしようと聖歌隊では話しています。
祈りをかみしめながら歌うと心に響くものがあります。

楽譜などは、カトリック中央協議会のHPからダウンロードできます。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/2016/jubilee_mercy.htm
他の教会のミサでも歌ってみてはいかがでしょうか?

川越ちょこっと散策 同窓会支部活動

2016年04月01日 | 同窓会・地域情報
もう一つの母校大学の同窓会。
西武線沿線の5支部(北多摩、練馬、小平、川越、西東京)の皆様が一緒に昼間のひと時をすごしました。
今までも何度も行ったことのある「川越」。最寄駅から各駅停車で40分という近さ。

喜多院のしだれ桜を見ようということで、満開予想日の3月31日に行くことになった。
きっと10名くらいかなと思っていたら、何と23名も集まってビックリ。
幹事さんは、とても丁寧に調査と下見を繰り返しなさっていて、皆様への気遣いも細やかにガイドをしてくださった。
本当にありがたい。
喜多院は3回目。最初は30年前。それから10年後。川越の町が大きく観光都市に変貌していると思った。

また、たまたまネットで見つけたレストランをリクエストしたのだけれど、予想以上に素敵なお店で感激。
明治元年創業の料亭「初音屋」だったところを現代にあった洋風に改装。といっても、建物、調度品、中庭などは昔のままで、とても落ち着ける空間になっていた。
レストランの他にカフェ、ウェディングサロン、カルチャースクールなどもあって、時間がゆったりと流れて…
桜は、予想通り満開で美しかった。
花見の場所取りのシートと商店会の提灯が視界に入ってくるのが、折角の景観を損なっているようにも思ったけれど・・・











同窓会の活動はすべてに積極的に参加しているけれど、ここの先輩は一杯いて、いろいろな刺激のある学習が出来る。
皆様、ごく普通の主婦なんだけれど、主婦の立場で何が出来るかということで、それぞれボランティア中心に社会活動をしている。
西東京市内に約300名くらい卒業生がいるらしいのだけれど、登録者は約半分の150名。活動に参加される方は、30名くらい。
近隣市にそれぞれ支部がある。
どこも、登録会員が増えないのが悩み。

私は、何か新しいことを教えていただけることが楽しい。
知らない場所に連れて行っていただけるのも興味をそそられる。
勿論、主婦としての悩みなども話し合ったり、人生の先輩たちの生き方を見て学んだり。
最近は、事務仕事を中心にしたお手伝いをさせてもらっている。