母がホスピスで1年過ごさせて頂いた。本当に感謝。天国のような場所で、手厚い看護をしてくださった。しかし、本来は半年までしかいられないのが、コロナ感染拡大のため、ここまで預かって頂いた。
しかし、これ以上は無理だと言われて、仕方なく介護付高齢者施設に入居することに。
色々と調べた限り、かなり良い条件でケアが望めると考えた。
ところが、再びコロナ感染爆発。個室にほとんどいるだけで、食事やお茶を運んで来てはくれるが、ゆっくりと話をする相手もいない。
今までは、院長先生はしめ、看護師さんが平日は車椅子散歩をして、ゆっくりと自然を鑑賞しながら話をしてくださった。リハビリもほぼ毎日してくださって、掴まって立つのがやっと出来てた母は、歩行器あれば結構平らなところは歩け、部屋の中では生け花生けたり、片付けしたりと同じ場所なら長時間だったりしゃがんだり出来るようになっていた。
ところが、引っ越して僅か1週間で、ほとんど元に戻ってしまったようだ。
つくづく、人は一人では生きられないものだと感じる。人々との触れ合いや会話、そのやりとり、自ら考えて工夫して少しずつ進歩していくんだなと・・・。
母が認知症になっていくのではと不安である。なんとかしないと。