Blue sky

朝、窓を開けると一面にBlue sky! さあ今日も元気でLet's go!

岡崎さくら・わかば十石舟めぐり

2015-05-12 | 京都(2011年10月以後)

蹴上(けあげ)浄水場でツツジを見た後、“十石舟めぐり”の舟に乗りたいので

インクラインを歩いて南禅寺舟溜り乗船場に行きました。

 

インクライン:異なった二つの舟留りの間で台車に載せた舟を運んだ傾斜鉄道

 

インクラインは京都の桜の名所ですが、すっかり新緑が眩しい葉桜になっていました。

以前、投稿した桜が満開の春のインクライン は←です。 

 

つきあたりの京都市動物園と噴水が見えてきました。

左上の階段を上がった所が南禅寺舟溜り乗船場です。

 

 

十石舟に乗る前に、乗船場の南隣にある無鄰菴(むりんあん)に寄りました。

無鄰菴は、明治27年-29年(1894-96)に明治・大正の元老 山県有朋が造営した別荘です。

 

庭園は有朋自らの設計・監督により、造園家・小川治兵衛が作庭したもので、緩やかな傾斜地に

東山を借景とし、疏水の水を取り入れ、三段の滝、池、芝生を配した池泉回遊式庭園です。

 

建物は簡素な木造2階建ての母屋、薮内流燕菴を模して造られた茶室及び

煉瓦造2階建の洋館の三つから成る。 (パンフレットより)

 

目の覚めるような楓若葉が美しいです。

 

洋館見学  山県有朋 

 

 

 

日露戦争開戦直前の日本の外交方針を決める「無鄰菴会議」が行われた洋館2階の部屋。

 

 

 

「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」

岡崎疏水は、京都市左京区にある琵琶湖疏水の分線です。

インクラインから平安神宮の大鳥居前、夷川ダムまでの約2キロで桜の名所です。

桜の時期限定(今年は3月26日から5月6日)で十石舟が運航されていて、

桜並木を船上から楽しむことができます。 桜の頃は混んでいて午前中にチケットが

売り切れになったりしますが、この日はもう新緑なので15分くらい待って乗れました。

 

 

 

背の低い橋を潜る時には舟の屋根が下がって来ます。

 

平安神宮の大鳥居

 

手を振ってすれ違いました。

 

京都市美術館、京都国立近代美術館、みやこめっせ、京都会館、平安神宮、六盛

などの前を通って夷川ダムで折り返し、25分で南禅寺舟溜り場に戻ってきました。 

噴水の後は京都市動物園です。

  

夕方まで雲ひとつ無い良いお天気で、新緑が美しく輝き心地良い1日でした。

  


京都「蹴上のつつじ」一般公開

2015-05-09 | 京都(2011年10月以後)

京都市東山区にある 「蹴上のつつじ」 で有名な蹴上(けあげ)浄水場が

5月3日から4日間、一般公開されました。

Blue sky に恵まれた5日、約4,600本の満開のツツジと浄水施設を見学してきました。

今年は下水道事業開始85周年、琵琶湖疏水竣工125周年で記念イベントも開催されていました。

 

地下鉄東西線「蹴上」駅 下車すぐだから連休の渋滞も関係なしで楽に行けました。

 

京都市上下水道局マスコットキャラクターの「澄都(すみと)くん」と「ひかりちゃん」に

出会いました。 澄んだ水に生息するホタルをイメージしたキャラクターです。

カメラを向けるとサッとポーズしてくれました。 

 坂道を歩いていると汗ばむほど良いお天気でした。

鮮やかなピンクの「つつじ」「つつじ」「つつじ」

 

 

比叡山や南禅寺の三門が見えます。

与謝野晶子歌碑

現在、蹴上浄水場の敷地の一部となった旅館「辻野」に与謝野鉄幹、晶子夫妻が

宿泊した時に詠まれたもので、昭和29年に京都歌人協会から寄贈されました。

 

 

 つつじのトンネルに入ります。逆光で花びらが透けて見えて綺麗でした。

 急速ろ過池

沈殿処理した水を砂と砂利の層でろ過し、さらに綺麗な水にする池。

 

パネル展などが催されていた本館でドローンを見つけました。

係の方に「写真を撮ってもいいですか?」っていうと「いいですよ。触ってもいいですよ」と。

後方にはドローンで浄水場の上から撮った写真がモニターに映っていました。

高低差のある場所を管理するには便利なドローンですね。

 

 

この後、桜の新緑が眩しいインクラインを通って。。。次回に続きます。

 


仁和寺

2015-02-03 | 京都(2011年10月以後)

次は龍安寺からすぐの仁和寺(にんなじ)に行きました。

 


「特別公開」  仁和寺 金堂・経蔵  ~門跡寺院に残る宮殿建築と輪蔵~
 
 真言宗御室派総本山で世界文化遺産。

「御室御所」と呼ばれ代々皇室から住職を迎えた門跡寺院。

御所の紫宸殿を移築した金堂(国宝)は、桃山時代の宮殿建築を伝える貴重な建物です。

荘厳な浄土図を描いた堂内に、本尊・阿弥陀三尊像を祀っています。 (パンフレットより)

 

 金堂(国宝)

 

  金堂

 金堂

 

 経蔵(重要文化財)

寛永~正保年間に建立された経蔵は、「天海版一切経」を納めるお堂で、

中央に据えられた八角形の回転式輪蔵(経巻棚)や描かれた壁画の細部まで

往時の美しい色彩をとどめています。  

 

 五重塔(重要文化財)

 

「日本さくら名所100選」としても知られる御室桜も真冬はこのとおりです。

 

二王門(重要文化財)  境内側から 

 重厚な二王門は徳川家光の寄進により寛永の再興時に建造されたといわれていて

京都の三大門の一つで重要文化財に指定されています

京都三大門とは知恩院三門と南禅寺三門、それにこの仁和寺の仁王門です。 

 

 

仁和寺を後にバスは東山に向かいました。

 

清水寺の参道にある「清水・順正 おかべ屋」で昼食。 

2階の窓から京都の街が一望できます。 

 

 湯豆腐の一部です。 

 

 

国の登録文化財 夢二カフェ 「五龍閣 」

 

「清水順正 おかべ家」の敷地内にある洋館カフェ。京都大学時計台などで

知られる武田五一の設計で、伝統瓦を用いた和洋折衷の佇まいが特徴。

店内には竹久夢二の絵画が飾られ、大正ロマンの香りが漂う空間で

季節の京野菜を使った料理が楽しめるそうです。

この日は湯豆腐ランチを頂いた後すぐ、清水寺へ行きました。

 

 


龍安寺

2015-01-27 | 京都(2011年10月以後)

1月25日、3月上旬のような暖かい日だったので、久しぶりに京都へ行ってきました。 

今回初めて京都駅前から定期観光バスで「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」の

「うるわしコース」で世界遺産めぐり。

「龍安寺 仏殿・西の庭」 「仁和寺 金堂・経蔵」 「清水寺 成就院」 「東寺 五重塔」です。

 

まず最初は龍安寺(りょうあんじ)へ。

世界文化遺産・龍安寺は白砂に大小15個の石を配した石庭(特別名勝・史跡)で

有名な寺院。 特別公開の仏殿は寛政9年(1797)にかつての仏殿が焼失してから

約200年を経た昭和56年に再建された総檜造りの建物です。

天井には日本画家・武藤彰氏が墨と金泥で「下り龍」を描いたもので、

悟りを象徴する金色の玉を前足でつかんでいる。 その奥の昭堂には

鎌倉時代後期の慶派の作と伝わる本尊・釈迦如来像を安置しています。 

建物内は撮影禁止なので写せなくて残念です。

 

 

 

石段の正面にある禅寺の特徴を備えた「庫裡」  

ここから入って方丈へ。

 

方丈南側の石庭は東西25m、南北10mの枯山水庭園です。 白砂の庭に15個の石が

並べられていますが、どの角度から眺めても1つ少なく見えたり、

塀が奥に行くほど低くなっていて実際より広く見えるなど、様々な趣向が凝らされています。

 

石庭は菜種油を混ぜた土で造られた油土塀によって囲まれ、時の経過による

油の変化が独特な 風合いを醸し出しています。 (パンフレットより)

 

冬は空いているので ゆっくり座れます。 外国人観光客も。

 

方丈内部

 

方丈の北東にある水戸光圀公寄進と伝わる銭形の「つくばい」。四つの文字が刻まれていて

中心の口を四方に共用して「吾唯足知(われ ただ たるを しる)」と読み、禅の格言を表しています。

実はこれはレプリカで、本物は茶室蔵六庵の露地にあるとのことです。

 

龍安寺垣は透かし垣の一つで、菱形の組子が特徴です。

 

 

 方丈と特別公開の仏殿とをつなぐ渡り廊下

 

 

仏殿西側に広がる「西の庭」は室町期の庭を復元した回遊式庭園で普段は非公開です。

 

「西の庭」に龍安寺を創建した室町幕府管領・細川勝元の木像を祀る細川廟が建っています。

 

外国人観光客は「苔」が珍しいのか何枚も写真を撮っていました。

 

 

 

境内南側には「鏡容池」が拡がっています。

 

 

この池は徳大寺家によって築かれたもので、かつては おしどりが

群れ遊んだところから おしどり池と呼ばれたそうです。 

 

 

次は 仁和寺へ


京都 二条城

2014-05-08 | 京都(2011年10月以後)

新緑が美しい連休最終日に世界遺産の京都・二条城に行ってきました

 

二条城は1603年(慶長8年)徳川幕府初代将軍・家康が、京都御所の守護と

将軍上洛の際の宿泊所として造営し、三代将軍・家光が後水尾天皇の行幸に

あわせて1626年(寛永3年)に改修したもので、絵画、彫刻、建築に

桃山から江戸への時代の移り変わりを見ることができます。 

1867年(慶応3年)十五代将軍・慶喜の大政奉還により、二条城は朝廷のものとなり、

1884年(明治17年)離宮となりました。その後、1939年(昭和14年)に京都市に下賜され

1994年(平成6年)にはユネスコの世界遺産に登録されました。(パンフレットより)

 

東南隅槽

 

東大手門  

 

 番所

 

昨年、修復工事を終えた立派な唐門とその奥は二の丸御殿

 

 金箔をふんだんに使用された豪華な唐門

 

 二の丸御殿は武家風書院造りで遠侍、式台、大広間、蘇鉄の間、黒書院、白書院の

6棟が雁行形に並んでいます。 廊下を歩くと「うぐいす張り」でキュッキュッと音がします。

各部屋には狩野探幽を主とする狩野派による障壁画が描かれています。 

欄間の彫刻や豪華な飾り金具などが素晴らしかったのですが、撮影禁止で残念でした

 

手入れの行き届いた立派な松が印象的でした。

 

 釣鐘

 

 二の丸庭園

 

  

 

 

 

 本丸庭園

 

天守閣跡に上ると本丸御殿や遠くに比叡山が見えました。

 

本丸御殿の正門(車寄せ)

本丸は耐震性に問題があるため現在、内部は非公開となっています。

 

広い城内を歴史に思いを馳せながら ゆっくりと散策し、至福の時を過ごしました。

すれ違う時に聞こえてくるのは日本語より韓国語や中国語が多かったです。

  


京都・美山  かやぶきの里

2013-10-18 | 京都(2011年10月以後)

かやぶきの里   

 

9月28日、京都府南丹市美山町にある『かやぶきの里』へ行ってきました。

京都市内から車で約1時間、大阪北摂からでも約1時間半の所にある

京都府下最大の面積を誇る町で、豊かな自然と昔ながらの茅葺き民家が多く残り、

古き良き日本の原風景ともいうべき景色が今もなお大切に守られています。  

 

 

美山町は800~900m級の山々に囲まれた谷あいの山村で、

もともとは林業や農業を中心に栄えた町でしたが、近年では観光が大きな産業となっています。

東西を由良川が横断し、川に沿って昔ながらの茅葺き民家が残っています。

その中でも知井地区にある北集落は特に茅葺き民家が多く、自然景観と茅葺き民家が調和して

日本の農村の原風景とも言うべき風情を呈しています。

この集落は現在、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。

 

 

現在、美山町全域で約180棟のかやぶき民家があります。特に『かやぶきの里』と呼ばれる

北の集落には多く残っており、集落50戸のうち38棟がかやぶき民家です。

 

 

『かやぶきの里』を守る門番のような赤いポストが出迎えてくれました。

 

 

 

お地蔵さまに手をあわせてから散策しました。

 

 

コスモス、彼岸花

 

 

大きいパンパスグラス

 

 

 かやぶき交流館はカフェ&ギャラリー「彩花」として和スイーツなどが楽しめます。

 

 

紫苑が満開で綺麗でした。

 

 

蕎麦の花が風に揺れていました。

 

 

 

こんなに穏やかな美しい『美山かやぶきの里』 も先日の台風18号の影響で

集落の南を流れる由良川の増水によって田んぼや蕎麦畑が冠水してしまったそうです。

川の上まで枯れた草木が覆っていて氾濫を物語っていました。

 


  

 

蕎麦の花が咲いている隣の「きたむら」で美味しいお蕎麦を頂きました。

珍しい野菜やバッタ、蝶や赤とんぼなども飛んでいて昔懐かしい風景に癒された1日でした。

 


京都・背割堤(せわりてい)の桜

2013-04-28 | 京都(2011年10月以後)

 背割堤の桜

 

背割堤(せわりてい)は京都府八幡市にある正式名称「国営公園・淀川河川公園背割堤地区」。 

木津川と宇治川の合流点から連なる堤防1.4kmに植栽された桜が約250本。

他にハナミヅキ52本。 桜のトンネルは圧巻です。

 

 

 

京阪電車八幡市駅下車。 木津川の御幸橋から長い桜堤が見えてきました。 

後方は 「天下分け目の天王山」で有名な大山崎・天王山、古戦場です。

 

 

長さ1・4キロにわたるソメイヨシノのトンネルの入口では

あちこちで歓声が上がり、人の波が続きます。

 

 

青空に桜のピンクが映えて綺麗でした。

 

 

桜のトンネルに入って右側は宇治川。  花見舟も出ています。

 

 

 

 

 

 

 

 1・4キロ歩いて堤防の最終・淀川の始まりまで行き、

折り返しは河原に下りて下から観桜。

満開の桜が時折 吹く風に花びらが舞い、ほんとに綺麗でした。

 

 

ゆっくりお花見を楽しんだ後、対岸の男山ケーブルで山頂へ。

石清水八幡宮へお参りしました。

 

春休み、孫たちが2週間、遊びに来ていたり、その後、旅行したりで

ブログはずっと お休み状態です。

ここは4月5日に行きました。 遅いですが思い出としてUPしました。

 


蹴上インクライン~南禅寺

2012-04-22 | 京都(2011年10月以後)

平安神宮のお花見を終えて京都市美術館や動物園前を通り、蹴上インクラインへ行きました。

蹴上インクラインは明治期に敷設された高低差約36mの琵琶湖疏水の急斜面で、

舟を運航するために敷設された全長582mの傾斜鉄道の跡です。 

当時はこの線路の上を台車に乗った舟が行き交っていたそうです。

インクラインを頂上まで上がると疎水公園があり、インクライン建設を指揮した

田邉朔郎の銅像が立っていました。

 そこから、しばらく薄暗い山の中の疏水沿いを歩くと南禅寺の水路閣に到着しました。

 

(フォトアルバム22枚です。)

 

 

 

 

 

 

南禅寺は桜が少ないから秋の紅葉の時に良く訪れていましたので  

境内はいつもと違った雰囲気でした。

 


平安神宮

2012-04-14 | 京都(2011年10月以後)

昨日、京都へお花見に行き、岡崎の平安神宮から南禅寺まで歩いてきました。

平安神宮神苑は面積約3万㎡の明治時代を代表する小川治兵衛の作です。 

琵琶湖疎水の水を使った池泉回遊式の雄大な庭園は、社殿を囲むように

南神苑、西神苑、中神苑、東神苑で構成されています。

国の名勝に指定されている庭園は春の紅しだれ桜、初夏の杜若・花菖蒲、

秋の紅葉、冬の雪景色等、四季折々に楽しめます。

今年は寒かったので、約300本(うち八重紅枝垂れ桜は約150本)の

八重紅枝垂れ桜とソメイヨシノが一緒に咲いて豪華でした。

尚美館(貴賓館)では結婚式が行われていました。

外人さんも多く、中でも中国からの団体旅行の人達が大かったです。

 

 

前日に祇園で軽ワゴン車が暴走し、歩行者7人が死亡した事故があったばかり、

青信号で横断歩道を渡る時も左右をキョロキョロして。。。ほんとに恐ろしいですね。

 

続く

 


京都市美術館&知恩院

2011-10-28 | 京都(2011年10月以後)

10月11日、京都市美術館へ「フェルメールからのラブレター展」を観に行ってきました。

期間は6月25日から10月16日までで、早くから切符を購入していたのに何かと忙しく

行けたのは いつものようにギリギリでした。

地下鉄東西線「東山」駅で下車し、時間があるので先に浄土宗総本山 知恩院 へ

寄ることにしました。

 

 

 

知恩院は10月2日から25日まで元祖法然上人800年大遠忌法要が行われていました。

ちょうど この日は東日本大震災7カ月となる日なので物故者追悼法要もあり、

法要後には被災地の一日も早い復興を祈念し、震災発生時刻の午後2時46分に

知恩院の大鐘を撞く予定になっていました。

徳川二代将軍・秀忠公によって建立された三門(国宝)が大遠忌を記念し、楼上内部を

特別に公開。 暗くて見えにくかったけど、釈迦牟尼仏像を中央に十六羅漢像が安置

されていました。 壁や柱の細部にまで極彩色が施され、狩野探幽をはじめとする

狩野一派による天井画が描かれていました。
 

 

 

 

知恩院から歩いて15分位の京都市美術館「フェルメールからのラブレター展」へ行きました。

オランダとアメリカとアイルランドの3ヵ国にある3作品が京都で同時公開です。   

特に「手紙を読む青衣の女」は修復後、本国オランダよりも先駆けて日本で世界初公開!

修復後のフェルメールブルーがとっても美しかったです。