4月10日、バスツアーで奈良の吉野山へ行ってきました。
吉野山はシロヤマザクラを中心に200種、約3万本の桜が谷や尾根に群生している
日本を代表する桜の名所で、下千本、中千本、上千本、奥千本と呼ばれています。
この日の開花状況は下千本が満開、中千本が5分咲き、
上千本が3分咲き、奥千本はまだ蕾でした。
吉水神社から一目千本
吉野山を含む『紀伊山地の霊場と参詣道』が、ユネスコの世界遺産に認定されています。
金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂
蔵王堂は修験道の開祖、役行者(えんのぎょうじゃ)によって開かれた
金峯山寺の本堂(国宝)で高さ約34m。 木造古建築では
東大寺大仏殿に次ぐ大きで、平成16年には世界遺産に登録されました。
この日はヤマザクラを世界遺産・蔵王堂にお供えする
「花供会式」と言う伝統行事が行われていました。
世界遺産・吉水神社へ行く途中から吉野山の尾根上にひときわ高くそびえる
蔵王堂が見えます。
シロヤマザクラは花と赤茶色の葉っぱが同時に出ます。
繊細で上品、まさに日本の桜の原点という感じですね。
同じような写真ですが沢山なので、久しぶりにフォトチャンネルにしました。
バスツアーは自由時間が4時間余り、しかも下千本の駐車場から歩くので
吉野山の中でも特に眺めの良いスポット花矢倉展望台まで行くには
時間がなくて残念でした。でも下と中で綺麗な桜を見られたから
ハイキングとお花見を兼ねた素敵な1日を過ごせました。