今日も朝はいい天気でして、だんだん、朝夕が強烈に寒くなっていくものであります。
でも昼間なども気候がいい感じなので、デッキでお昼を食べたりするにはいい季節になってきました。
ちょっとした仕事の合間に外で食事したりして。
それだけで癒される土地でありますね。
それと、お客様からコーヒー豆を煎る道具なるものをいただいてしまいまして。
これから使ってみねばと思っているところなのですが、なかなか時間が取れずにそのままになっております。これも面白そうなので、使ってみたらご報告書いてみますね。
リアル「ヨコハマ買い出し紀行」状態になれるかもしれん。と密かに豆を炒るのを楽しみにしております。
さて、カガミとの向こうの世界紀行、を書かねばというのがありますが。
今日もちょっと話がソレまして。最近マイブームになったものをご紹介。
いや、「艦これ」ではありませんよ。あれは最後に書きますが、
オシラサマ
というものが、ただ今マイブーム。というかそれについていろいろとネットで調べたりしているところであります。
「千と千尋」にでてくるオシラサマは大根に盃という人の良さそうな感じで出て来てましたが。
民俗博物館で見たものは。もっと人の念とかあらゆるものが渦巻いている
いわゆる「呪術」の香りののするアイテムっぽく見えました。
お雛様のように厄も引き受けている感じでもありましたけど。
東北地方の家を守る神様的に扱われているもので、少女と馬。男女、ととりあえず「対」で作られた木の人形、というかコケシのように手足の無い姿で作られている感じで。
それに、一定の期間、毎年、季節ごと、数十年に一回、と衣をかぶせていって、家の人がその神様と共にあるのを感じていくような。
そんな感じの神様でありまして。
農耕、蚕さん、そういうところに御縁のあるのだそうで。
それが特別展にはズラリと並んでいて。
まぁ、ちょっと迫力ありましたね。思い出しても体が反応するくらいの人の営みが作り上げる、歴史の重み、みたいなエネルギーを感じるところでありました。
で、詳しくはなんで馬なんかな?と思っていたら、異種婚姻というか、そういう話が伝わっているので、それがモチーフになっているというのですね。
伝説、というのはあとから作られた可能性もありますので、僕はこの話が先にあった、と信じるほど素直でありませんでして。
養蚕でカイコを祀るために先にこの馬と少女イメージがあって、それから創作された可能性もあるんじゃないか。とネットの民俗的な話を読んでて思ったりもしましたが。
とりあえず、その話の内容は、あっさり書くと
ある貧しい農家に美しい娘と暮らすひとりの農夫がおりました。
その農夫の家には立派な馬がいて、娘はその馬をたいそう気に入り、
馬の方も娘のことを気に入っておりまして、農夫の言う事よりも、その娘の言葉によく従っておりました。
そして、娘は年頃になり、夜は馬とともに過ごすようになり。
共に婚姻を果たすようになりました。
それを知った農夫は怒り、娘がいない間にその馬を殺して桑の木に吊るしてしまいました。
娘は家に帰ってきて、馬の姿がないので農夫に訪ねました。すると、農夫は馬を殺して吊るしていることを伝えます。
娘はたいそう悲しんで、馬の首にしがみついて泣いていたので農夫はさらに怒り、
斧で馬の首を切り取ったのですが、
その馬の首ははるか上空へと舞い上がり、娘はその首にのって、共にそらの彼方へと消えていったのです。
農夫は自分の行ったことで、馬も可愛い娘も失い。悲しみにくれていましたが、あるとき夢枕に娘が立って
「臼の中にいる、白い虫を桑の葉で世話をしてください。そうすれば、それから美しい糸が取れることでしょう」
と農夫に伝えました。
それから、農夫はその虫を育てて。
それが、養蚕の始まりというお話。
これも昔話特有のいくつものバージョンありまして、これが一番ソフトですかね。
スプラッタ描写ありますけど。
あとはちょっと比喩的表現が入ってきてまして。
バージョン1:
馬の革をはいで、それで船を作って海に乗り出す話。
で、その船が浜に漂着すると、死んだ娘の体に見たことの無い虫が湧いていて。それがカイコさん、というストーリー。
バージョン2:
馬の皮をはいで、それに包まれて空に飛び上がっていくストーリー。
という感じで、もう少し生々しくなりますかね。
娘の体に蚕が湧いていた、という描写読んだら、体痒くなってきますけど。
この2つのバージョンは養蚕の神様、という部分を強調するために追加されている気もしないでもないです。
オシラサマではない、養蚕の伝わった経路のお話はほかにもありますので。興味ある方は調べてみてくださいね。
虫の湧いたパターンが意外と多い。
カイコの幼虫が馬っぽいとか、背中に蹄のあとっぽい模様があるとか。
なんかそういう「馬っぽい」部分が馬の話を連想させるのかもしれませんが。
僕の勝手な推測だと、オシラサマの場合は先に農耕の神があって、あとで豊かさをもたらしてくれる養蚕の神様も入ってきたんかな、と思っております。
で、この話。悲恋のように語られてますが。
よくよく考えてみると、めちゃめちゃエロい話です。
婚姻、という言葉で書いてますが。つまりは男を知らない処女が獣姦AV的なことを夜な夜なしているという、想像するだけで妄想が激しくヒートしそうな感じなのですが。
そんなことされてたら、そりゃお父さん怒りますわな。
この時のお父さんの対応は、そこまで責められるべきではないと思います。
娘を持つと、こういう気持ちもわかるようになりますね。
で、話かわりまして。
ここで重要なのは、この地域では馬が大切な財産であり、家族同然に暮らしていたであろうということ。
東北の昔の家は馬と人の生活する場所が同じ作りの家もありますし。
たぶん、そういうところでの話なので、「馬=家畜」的な見方をそこまで強くしてなかった可能性はあります。
だから、異種婚姻の話も生まれるのでしょうけどね。
逆だとね、ちょっと欲求不満の男子が暴走した、って感じで今ひとつ美しい話になりませんが。
酒の席で語るなら、美しい少女と馬のほうが、まだ耳障りがよいというもの。
これは見方を変えると、使役する側と使役される側の恋物語でもあるわけで。
身分違いの恋、という話でもありますね。
なので、奴隷と姫君、そういうお話とも通じるものである気がします。
ただし、相手が人間だとただの悲恋になってしまうので、異種婚姻みたいな話のほうがインパクトありますね。
これは今で言うところの機械人形と人間の恋、みたいなものとも同じ感覚が見られると思います。
アンドロイドと美女。オタク男子とアンドロイド、
そういう話はいろいろとありますね。
なので、やはり人間の根底には「異種婚姻」的な話、違う存在が結ばれるという話には共感する感覚が昔からあるのでしょうね。
神と人間との恋物語もそうですしね。
ライトノベルでもありますが、最近でいうとアニメ化されている「技巧少女は傷つかない」みたいな雰囲気。
ちょい前なら「僕のマリー」的な雰囲気。海外SFなら「バーチャルガール」。
ちょっとちがいますがアン・マキャフリーの「歌う船」とその後につづくシェル・パーソンシリーズなんかは似ているかもですね。「旅立つ船」は読みやすくてオススメ。
個人的に一押しは「マップス」とか。長谷川裕一作品にはこういうネタ多いですね。よく考えると。
話題が、ちょっと趣味に走りそうになりましたが。
こういう話が今でも描かれているということは、やはりネタ的に「萌える」ものがあるのだと思います。
今の感覚で「馬と少女」、というのはちょっとアングラ的な印象がありますが。
たぶん、今の感覚では「美少女ロボットと少年」的なイメージで捉えられるくらいなのではないかなと思います。
使役されるのは美少女ロボット、使う側は少年。
このあたりのパターンもよくあるものです。
昔はそういう話(異種婚姻)が語られていて、性的にもいまよりもおおらかだったのでリアリティあふれる描写も多かったのでしょうし、そのイメージは作りやすいのでしょうし。
今の日本で、その話をそのまま語ってしまうと変態性欲的な人物の話に片付けられそうになりますので、そのあたりをソフトにしている感じで、美少女ロボットと少年の出てくる話になるのかなと。
この関係だと性的なものを表に出さなくても話がやりやすいですしね。
で、例えば今だと、美少女ロボットと少年のライトノベルが面白くて、その時代の多くの人のツボにはまると。
「アニメ化しましょうか」
「漫画化しましょうか」
とメディアに乗るようになって、広く知られるようになっていきます。
オシラサマ、も同じような感じで多くの人が語るようになって、多くの人がその話を面白いと思って。そして、多少アレンジも加わって。
アニメ化される時のアレンジみたいなものですね。
で、広く伝わっていった。
で、そうなったら今のちょっとマニアックな人は
「2次元を3次元に起こした、フィギュアが欲しい!」
となります。
ええ、間違いありません。
そして、立体模型が作られて、それが家に飾られてくる。
そして、そのお話が好きな人はそのフィギュアを眺めるたびにその世界を感じて行くことで、その世界を自分の中にしっかりと形として捉えて行くことができて。
いわゆるひとつの信仰にも似たものになるんじゃないかと。
で、オシラサマの場合。
その当時にフィギュアとか無いはずですが、人形、人型、そういうものはあったと思うのですよね。
で、その人型は神とか見えないものを形に表すときに使いますね。
2次元を3次元に起こしてフィギュア作るのと、感覚は同じだと思いますが。
当時の人が、その異種婚姻の話で盛り上がって、「よし、手元に立体を置いておきたい」と思ったら、それは神の像になってしまうのではないか、と思います。
立体=神像
という概念で生きているとそういうふうに思うことが自然かなと思いますので。
ということで、
オシラサマの異種婚姻の話から広がって、その立体物を作って家に飾る。
この流れが、よくよく考えてみると
美少女ロボットと少年が出てくるライトノベルがアニメ化されて。
その美少女が好きすぎてたまらなくなった人がフィギュアを購入して家に飾っている姿
とあんまり変わらない気がしてきまして。
オシラサマ、とは古き日本の美少女フィギュアの走りみたいなもんじゃないのか?
という仮説を勝手に妄想して楽しんでました。
神様、と言われているものも、実はオタクがフィギュア集めるのと同じ感性が入っているとしたら?
初音ミクフィギュアも、いずれ数千年後には「神の像」として取り扱われているかもしれませんね。
ボーカロイド関係も、この異種婚姻の精神を引き継いでいると思いますよ。
という感じで。
オシラサマの現物をみて思ったことを考察してみましたが。
そこに人の純粋な思念が入ってくると、なんでもそれが神として動き始めるものだと思っています。
美少女フィギュアも、それが意識を持ちはじめて、魂をもっているかのように見え始めたら、
それが新しい「座敷神」になってしまうのかも?
ここまで書いてみたのは、僕もこういう話好きなのと、オシラサマが妙に気になるので。
ま、なんか御縁あったんでしょうかね。
ということでイラストに書いてみました。
![](http://pub.ne.jp/marunohi/image/user/1382474789.jpg)
ちょっとこれはエロチックでないので、また別のパターンも書き直してみますかね。
馬が黒いのは個人的な想像ですので。
カイコの神様なら、馬は白馬かな~。
今日のブログは趣味に走ってみました。
今日の「艦これ提督日誌」
へミシンク上達者が「艦これ」をやってみたらどうなるのか?
それを実証するために書いているただの駄文ですが。
特にレア艦は出てきませんね。
やっと満潮の呪いが去ったかとおもったら、扶桑の呪いが始まってしまって。
ドロップする船が今日だけで2隻もこれだったんですよ。
作ってみたら姉妹艦の山城出てくるし。巫女戦隊いいなぁ、とは以前書きましたが。
できれば金剛型一人くらいでて欲しいもんです。
相変わらず2-3あたりをウロウロしているくらいで先には進んでませんね。
潜水艦はまだ出てきませんし。
今のとこ、重巡と軽空母のローテーションを充実させようとレベルアップをコツコツしているくらいですね。
相変わらず叢雲は旗艦で頑張ってもらってますが。もう近代化改修できなくなってしまったので、改二を希望したいところですね。
【今後のワーク予定】
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ほんの一週間前暑かったのがウソのようです。
また、台風が来ています。
それも、ふたつ。
この日本の神様たちに、守ってほしいですね。
(^3^)~♪