青空に思う

こちらはすっかり春の陽光。関東以北に比べると、段違いですね。
確かに、昨日まではこちらも寒かったですし、山の上では雪が降っていたらしいですが。
うってかわって今日は良い天気。気圧の変化する境目に出る帯状の雲が、まるで竜のように空にかかり、なんか良い感じでした。

真っ青な空を見て、雲の様子をみて「あ、今上空で気圧の境目があそこなんだなあ」とか考えるのは楽しいですね。普通に見ても良く分からない空気の動きを、雲を通じて感じることができるというのはなんか得した感じします。

学生時代は、汽車通学でして。一時間に１本くらいしか来ない土地なので、高校生の時も汽車を待ちながらぼんやりと空を見ておりました。
大学生の時は研究室のせせこましい実験から開放されるために、屋上で横になって空をぼんやり眺めていたり。

「そういえば、最近空をぼんやり見てないなあ、」
なんて事考えたり。

大人になると、空をゆっくりと見上げる機会と言うのは、自分で作らないと無いものですね。
阿蘇はだんだん良い気候になってくるので、どっかのっぱらで空を見上げてぼんやりしてみたいところです。
でも、つい「ワラビを摘まねば！」とか「ウドを取らねば！」とすぐに何かやること見つけてしまうので、のっぱらでもゆっくりはできませんね。

さて、今日のヘミシンク
最近、ヘミシンク体験を書くことが少ないのは、気候の変動が激しくて体に負荷がかかっておりまして。常に眠い状態になっております。聞いて横になったら確実に寝ます。間違いなく寝ます。
座って聞く場合でも、見るイメージも夢のような雑然としたものが多くなりまして。
一つの体験を導くのにえらく時間かかります。こういうときは昼寝用音楽とか、睡眠導入剤程度の利用法しかできませんね。
眠い時は寝るしかないですので。

私的に、この昼寝用におススメなのが、オープニングザハートの４枚目。
これ聞いて寝ると、仕事や日常のイライラはいつの間にか開放されている感じがします。
一度濁ったエネルギーを寝ている間にちょっとクリアにしてもらえる感覚でしょうか。

いろいろと試しましたが（というか、聞きながら寝オチしているだけですが）、これと「若返りCD」は全般的に良い眠りを提供してくれます。昼寝の定番は、若返りCDのHプラスとかそのあたり聞いてますね。クリエイティブウェイのHプラスも聞いてます。
無意識に願望実現のエネルギーを得られるかとおもいまして。


ゲーウェイのフリーフロー各種も良い効果あります。体外離脱CDもなかなか良い感じです。
ただ、この二つは迂闊にやるとどっか行く場合もありますので、昼寝にはすぐに起きられて良いCDがいいですね。それに、何か体験してしまうと、それをメモしないといけないので、おきてからが忙しくなります。

「どうせ寝オチするなら。」
と割り切って、ナレーションの少ないCDを聞いて寝るのも一つの体験です。
そこで見た夢に、何かの意味合いが含まれて居たりしますし、単に無意識を強化されている場合も多いです。
私はこの状態で半年くらい聞き続けてますので。

眠い時は寝る、でもどうせ寝るなら何かCDを聞きながら、というほうが時間を有効に活用できますね。
我が家では毎日寝る時になにかCDを流しながら寝てます。
体外への旅、状態CのCD聞きながら寝て、１，２回体脱っぽい体験はしました。
あと、聞いて寝ると妙に疲れるCDもありますので、それは各自試してみられたほうがいいです。
販売店の人が「これは良い感じです」と言われて購入してみたら、どうも私は寝る前に聞けない音楽だった。というものも多数ありますので。
メタミュージックは、やはり自分である程度聴いたりして、好みで選んだほうがいいですね。
我が家にも結構な枚数ありますが、ほとんど聞かないのもありますし。

最近は、メタミュージックの「ドリームシード」聞きながら寝てます。しばらく前は「アセンション」聞いてましたね。

「ヘミシンクやる時間ないし」とか、「ゆっくり聞く暇無い」とか「寝オチばっかり」
と言う方は、寝る時間も活用して、メタミュージックなどを聴きながら寝るのもいいと思います。これなら、隣で奥さんが寝ていても「寝るときのリラックス音楽だよ」とか言ってごまかせますし。
何かを体験しよう、何かを上達しよう、と思った場合は、活用できる少しの時間でも有効に使ったほうがいいですね。
寝る時間はたっぷりありますから。その時間も活用しないともったいないですね。
ただし、寝ている間もリピートで流す事はあまりしてません。
ゲートウェイとかだと、覚えてないだけで、一晩中行ったり来たりしていることになりますのでなんか疲れそうですよね。
体外への旅はやるときありますけど、それは体外離脱という目的があるからですね。寝ている間に、いつその状態になるかわかりませんので、ずーっと流している事あります。

他の場合は、寝るときで終わりにしたほうがいいようです。タイマー付きのコンポ持っている方でしたら、目覚まし音楽に聞いたりするといいみたいです。

ヘミシンク体験、というのは、何も宇宙人と会話したり、ガイドと漫才したり、高次の存在と話したり、体外離脱することだけではなく、ヘミシンクを聞く。そのなかで自分自身が得られる何らかの体験を自分で認識して、それを自分の中で消化していく事もヘミシンク体験の一つだと思います。

だから、ヘミシンクしだしてからの夢の内容、日常生活でおこるシンクロニシティ、精神的な変化、そういう事を一つ一つ見つけて、それを楽しむことから始めるのがいいと思います。
「体外離脱せねば！」「ガイドと会わねば！」というキチキチの精神状態でやると、たいていスカします。
宮本武蔵の有名な話、ありますね。
試合の時に、外で鳴く鳥の声が聞こえていたのか？
というもの。まあ、分からない方はバカボンドでも読まれてみてください。
一応、熊本に住んでいると武蔵ネタは結構転がっていますので、いろいろと授業のネタに使われたりもするのですが。
武道をやる上で、この周りの状況を感じながらも前の目標に対峙する感覚。というのは大切なんですよね。すると、相手の次の動きが見える場合があります。
私もちょこっと空手やったりしてましたが、今でも不思議なのは、あるとき相手の打ってくる技が全部分かったときがありまして。「次は前蹴り」「次は右手突き」みたいに感じて、それにすぐ体が反応したという事ありました。相手の方は有段者で、わたしはまだ一年も経ってないくらい。相手の方もちょっと驚いているのが見て取れました。
これは、まさにこの外の鳥の声が聞こえていた状態だったと今は思えます。相手の姿を捉えながらも、相手を打ち負かそうと思わずに、ただ流れを感じるというか。
最初から、「有段者相手に勝てるわけないしなあ」と思っていたので、良い意味力が抜けていたのでしょうね。
もしもその感覚を常に発揮できていたら、私は今ここにおらずにK-1くらいに行ってたでしょうけど、その感覚は一回くらいしかなかったので、その道には進まずに今に至ります。
でも、そういう体験をするために、ちょこっと空手なんか習っていたのかもしれませんね。
ちなみに、これも私の母が勝手に申し込んでしまったので、半分義務的にやっていただけなんですが。

まあ、ヘミシンクやっていても、この目的を見据えながらも周囲で起こる出来事に気付く。
この感覚は大切だなあ、と思います。ま、なんでもそうなんですけどね。

「明鏡止水」

そういう言葉もありますね。