まるの日<へミシンクとミディアムな暮らし> まるの日圭(真名圭史)の公式サイト

ネコ20匹を世話するため、本を書いたりバイク乗ったり。見えない世界ととその狭間を見ながら日常を生活する一人の男の物語。

ついに行って来ました。

2009-06-11 21:28:29 | へミシンク質問箱
本日は、ついに行って来ました。これです!

               

九州国立博物館にて行われている特別展、

『聖地チベット  ポタラ宮と天空の至宝』展

これですよ。

高地マニアな私としては、チベットなどには是非一生のうちに一度くらい行きたいと思っているところでした。
ヒマラヤ水晶も多数持ってますし、チベットの方が作られたというタリズマンペンダントも持っています。
一回は行きたいと思いつつ、でも仕事の都合でいけませんよね。

というときに、九州でこういう展示があると聞けば、行かなければならない訳でして。
やっと時間がとれたので家族総出で向かいました。高速道路を通れば2時間半くらいの距離ですが、「片道2500円もかかるんか!」と高速道路の料金表を見てびっくりしたので、下の道を通ることに。高速使うのは5,6年ぶりだったのでこんなに高かったとは思ってもいませんでした。往復5000円分で本も土産も買えますからね。

で、休憩、食事の時間も含めて、行きは3時間半、帰りは4時間かけてきましたよ。
道中子供は退屈するし。駐車場は一杯で遠いところに車止めんといかんやったし。

まあ、その辺りは疲れましたが展示は素晴らしかったです。
色々な像がありましたが、生きているような迫力のものから神々しいものまで。身近に見る事ができて、いい展示でしたね。
私は学生時代博物館学も専攻していて、実は学芸員資格も持っていますので、つい展示の方法などにも目が行ってしまうのですが。
「さすが国立博物館。」と思えるものでした。期間は今月の14日までなので、お時間のあるかたは是非見に行かれたほうがいいですよ。

日本でこれくらいの労力でありがたい像を拝めるのですから。チベットの人に申しわけないくらいです。
でも、是非現地でこの姿を見てみたいとも思いました。様々な人々の願いと念が交錯する土地にてこの神々は何を思ってそこに存在しているのか?それが今回は見えなかったので。
イメージ、「仏像が日本に観光に来たみたい。」な感じでした。
最後にダライラマⅠ世の像がありましたが、オーラとか微妙にしか見えた気になれない私ですら、これから出るオーラのようなものを感じてしまうほど何かがありました。
実は、一番迫力を感じたのがこの像だったりします。
不思議なものでしたね。他の像は魂抜いて持ってきているからでしょうかね?

で、その会場にてクジというか、「守りがみ」というものがありまして、これを引くと、自分を守ってくれる神が出てくるとか。
このアイデアいいですね。お客さんに対して、展示物への興味を倍増させる効果もありますし。ちょっと私も何かする時はこの手法取り入れよう、とか勝手に思った次第。

で、家族3人引いてみました。

私は「ダーキニー」空飛ぶ智慧の女神。
妻と子供は「緑ターラー」苦しみを取りのぞく女神。
だそうで。
で、この解説が面白くて、妻と子供の「緑ターラー」の場合は「苦しみを取りのぞき、金運財運を与えてくれる女神」だそうです。ぜひ、こうあってほしいものですね(笑)。

私は「ダーキニー」これは、「修行者が悟りを開く手助けをする智慧の女神。超能力を持ち、空を飛べる。」とかで、ここまでは「まあ、こんなもんか。」と思うのですが、その立像のある解説を読むと、「気に入った男性にはどんどん知恵を授け手助けをしてくれるが、気に入らなくなったら、食い殺される。」とか。それくらい気性が激しい様子。あと、修行者の女性性を示すものでもありそうで。

これを読んだ瞬間、私の脳裏にはあるガイドの姿が・・・・。

「まさにこれじゃん。」

妻も同じ事を考えたみたいでしたが。
「これもガイドの導きか。」と思うクジでした。私も食われないようにしないといけませんね。
なんか、この二つのクジと解説を見ると、私達家族を言い得ている様で面白かったです。

さて、そのお姿を写真にて載せようかとも思いましたが、どうせなら私なりの解釈でイラストにしたほうがおもしろいと思って、書いてみました。
右が「緑ターラー」左が「ダーキニー」さんです。

                  

本物が見たい場合は、ぜひ現地にて。
今日はあまりヘミシンク的考察はありませんでしたが、ガイドの導き的なものは感じられたものでした。

今日はこんな感じで。

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33 コメント

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おはようございます (char)
2009-06-13 06:43:17
毎日楽しく拝見させてもらって戴いてます

私も5月5日にチベット展行きましたよ?♪

ラジオで耳にして 博物館なんて初めてだったんですが たまには美しいものでも…って感じで(笑)
あとご利益あるかな?とか♪

私も『緑ターラー』でしたが『十一面先手千眼観音立像』でしたかね?あと『父母立像』…特に素晴らしかったです♪

お土産コーナーで安い『天眼石』買ってネックレスにしましたよ♪

まるの日さんも行ったんだ?ってちょっとサプライズでした(笑)
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ごんた☆さん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 22:19:26
チベットに行かれたことあるんですね。うらやましいです。

私も縁があったら是非いける様、お願いしておきます。
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ruri さん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 22:18:19
あの鈴、高かったので手が出ませんでした。
でもあの音いいですよね。あれを鳴らしながら歩くと気持良さそうです。



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ころろさん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 22:16:18
葉祥明美術館は中に入ってショップ見たりするのは無料ですが、展示をみるとお金が必要ですよ。

場所的にも、エネルギー時にも、とてもいいところですので是非一度いかれてみてくださいね。
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銀レイさん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 22:14:28
それはなんだかすごいことになったんですね。

やはりある意味効果があるということでしょうか。

CDはどんどん上を聞いたほうがいいですよ。

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wingmakers.m さん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 22:11:30
性格もだれかさんに似ていたりします。かなりsっぽいですし。
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ラリゴさん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 22:10:56
ダーキニー、だれかさんにそっくりで、このクジは当たってるなあ、とちょっと思いました。

食われたら嫌ですけどね。
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shamata さん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 22:09:38
ミラレパ像はいくつもあって、表情もそれぞれでしたよ。

守りがみ、はいいアイデアでしたね。他の展示会でも行うと楽しそうですが。

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りーこ♪さん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 22:07:27
写真載せなくて良かったです。ネタバレになりそうで(笑)、現物のダーキニーさんかなり強力ですから。

学芸員の解説ツアーとはいいですね。
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Unknown (shamata)
2009-06-12 22:06:14
荼枳尼天(ダキニ天)に限らず、悪い神々が釈迦の弟子となって仏教の護法善神(天部の神)となった例は大黒天や鬼子母神等々数多くありますが、人間の心の奥底の闇の働きを悪神(の姿)とその役割としてイメージしたものと考えてみると、当時の人々は仏教の教えによって心の闇を何とかしようとしたのじゃないかと想いました。逆に立川流でイメージされる(真実は知りませんが)ダキニ天は、それをまた闇に返しているように感じてしまいます。
要は、どういう方向性で”神”を扱うのかという人間側の問題にような気がしますが。
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アーモンさん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 22:05:22
いい展示でしたね。私ももう一回いきたいくらいです。


ヤマンターカですか。何か本を見たら「呪殺」とか不吉な文字もありましたが・・。
なにやら強力な神さまのようですね。
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Unknown (shamata)
2009-06-12 22:02:46
荼枳尼天(ダキニ天)に限らず、悪い神々が釈迦の弟子となって仏教の護法善神(天部の神)となった例は大黒天や鬼子母神等々数多くありますが、人間の心の奥底の闇の働きを悪神(の姿)とその役割としてイメージしたものと考えてみると、当時の人々は仏教の教えによって心の闇を何とかしようとしたのじゃないかと想いました。逆に立川流でイメージされる(真実は知りませんが)ダキニ天は、それをまた闇に返しているように感じてしまいます。
要は、どういう方向性で”神”を扱うのかという人間側の問題にような気がしますが。
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あかり@アメショッす!さん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 21:59:37
今回も、「ちゃんと現地の人達に理解されてもって来れているのだろうか?」とちょい不安に思ったりしましたが。

ダーキニーの首飾りは全部ドクロ、頭にもドクロ飾りたくさんです。
今回のイラストはそのへん省略してますけどね。
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鳥好きさん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 21:57:44
緑色の顔の仏像。どこかにありそうですね。
南の方の仏教とかに居そうな神様ですね。

ちなみに、緑ターラーの顔は緑というわけではないようでしたが。

ガイドの方ですかね?
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如燐さん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 21:54:19
それは、今日私が行ったところかもしれませんね。
フォーカス世界にあるポタラ宮。

過去生も関係ありそうですね。
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ホイミンさん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 21:53:14
写真見ながら書いたのもあるかも。
こうやって筆ペンで書くと表現が増していい感じになりますね。
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jamjamさん、コメントありがとうございます。 (marunohi)
2009-06-12 21:51:52
これもいつもと同じくらいの時間で書き上げたものではありますが。
ちょっとダーキニーの像写真見ながらですけどね。

筆ペンで書いたので上手く見えるのでしょうかね?
いつもサインペンみたいなもので書いてますから。

褒めていただきありがとうございます。
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Unknown (shamata)
2009-06-12 21:29:03
荼枳尼天(ダキニ天)に限らず、悪い神々が釈迦の弟子となって仏教の護法善神(天部の神)となった例は大黒天や鬼子母神等々数多くありますが、人間の心の奥底の闇の働きを悪神(の姿)とその役割としてイメージしたものと考えてみると、当時の人々は仏教の教えによって心の闇を何とかしようとしたのじゃないかと想いました。逆に立川流でイメージされる(真実は知りませんが)ダキニ天は、それをまた闇に返しているように感じてしまいます。
要は、どういう方向性で”神”を扱うのかという人間側の問題にような気がしますが。
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是非とも東京に来たらいきたいですね♪ (ごんた☆)
2009-06-12 16:50:37
チベットには
18年位前に行きました。
皆さん信心深く
五体投地を熱心にされていたのが印象深いです。
とても清らかな空気ですが、
空気が薄くて頭痛が?。
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Unknown (ruri)
2009-06-12 15:53:02
(私も負けじと言いますが)チベット鈴(小)持ってます。車のキーにつけているので、運転していて気持ちが落ち着きます。透き通った音に耳を傾けると変成意識に入りそうになります。チベットの厳しい自然や生活に甘いことは言えませんが、この地もまた心惹かれるものがあります。
今度ヘミシンクを聞きながら、あの草原を駆け抜けたいと思います。愛の花を置いてくるつもりです。
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チベット展! (ころろ)
2009-06-12 12:38:58
先日ネットで見つけてから、気になってました。
14日までだったんですね?最終日はかなり混みそうで、それがちょっと不安かな…

葉祥明さんの美術館って、鑑賞だけでもOKなんでしょうか?

美術館博物館巡りがしたくて、先日から情報収集してる所でした。
レポート読めて嬉しいです。ありがとうございます。
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立川流は、単なる興味半分で (銀レイ)
2009-06-12 08:05:20
調べただけですよ~。
念のため。
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ダキニ天さんの顔つきが綺麗で何よりです。 (銀レイ)
2009-06-12 08:02:14
仏さんなのでダキニ天の真言がありますが
いたずらに唱えると、良くないと言われています。
実は、「真言立川流」の流れよりダキニ天の
真言を口ずさんでいましたが、肝臓に膿が
貯まる「肝膿よう」という病気になりました。
麻酔無しで肝臓に針を刺すのですが、肝臓には
痛みはありません。
慣れると針を刺したまま、車を運転していました。

PS:フォーカスCDのレベルを上げようと
   思いますが、まだパッケージも破って
   いなかったりします。
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まるさん、おはようございます。 (wingmakers.m)
2009-06-12 06:43:54
ダーキニー、よく絵を見ると誰かさんにそっくり?ですね。
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ダーキニーの説明文、傑作ですね。 (ラリゴ)
2009-06-12 01:33:22
も?爆笑でした。
イラストも魅力的ですね。
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私の大好きなカギュ派のミラレパの像も展示されているようですね。この人は空を自由に飛んだと言われています。是非観にいきたいです。 (shamata)
2009-06-11 23:57:03
「守りがみ」も引いてみたいです。
九州での展示の後は、以下の日程で全国主要都市を巡回するようですね。

北海道立近代美術館 7月11日~8月23日
上野の森美術館 9月19日~2010年1月11日
大阪歴史博物館 1月23日~3月31日
仙台市博物館 4月20日~5月30日

静岡はないですねぇ。
これは東京出張の折に上野でみることになるかなぁ。
#それにしてもまるの日さんのイラストの素晴らしいこと。
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そのチベット展、来月札幌でもあります~(^^) (りーこ♪)
2009-06-11 23:14:12
すっごく見たくて前売り券買ってあります!
まさかここでいち早く感想を聞けるとは思いませんでした☆
くじ引きは札幌でもやってくれるといいんですけど。楽しみが増えました。
学芸員の方の説明を聴きながら見るツアーがあるので、その時行こうと思います。

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私も行きました? (アーモン)
2009-06-11 22:44:36
かなりおもしろかったです?
本当に絵が上手ですね?
私のまわりの友人はなぜか『ヤマンターカ』の守りがみでした。ヤマ神→閻魔大王を征服した神様らしく結構怖い顔(牛?)でした(笑)
なにかガイドのメッセージかしら(笑)
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チベットですか。 (あかり@アメショッす!)
2009-06-11 22:43:35
たしか、中国に侵略されて非常に厳しい状態に置かれている国ですよね。
わたしも、チベットの仏像みてみたいですね。
ブルーブックプロジェクトというチベット難民を援助する募金活動に参加しています。
インドのダラムサラに、そのおかねは送られるそうなのですが。

イラスト上手ですね。
ダーキニーはたしか、ヒンズー教の女神でなんだか怖い女神だった記憶があります。

私もその神様おみくじ引いてみたいです~。面白そう。展示物もみてみたいです。
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Unknown (鳥好き)
2009-06-11 22:41:33
仏像と言えば、1年くらい前にゲートウェイⅥの#3・4のCDを聞いていた時に緑色の耳の長い仏像顔をした人のたくさんいる駅を夢見ました。それ以前にも、とあるセミナーのフォーカス12を探索中、街の鳥瞰からスッとある一人がズームアップされるとその人は緑色の顔をしていました。顔が異様だったのでびっくりして引いてしまったのですが、その後何もなく残念に思っています。そういえば昔から仏像を描くときは必ず緑で塗っていましたけどね。
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Unknown (如燐)
2009-06-11 22:36:33
☆私は時々、空を飛ぶ夢を見ますが、子供の頃に「ポタラ宮」の近くを飛んでいるカラーの夢を見たことがあります。(←変な子供ですよねw 子供らしくないし・・・)
とてもリアルな夢だったので、今でも憶えているわけですが、それ以来、ひょっとすると私の前世はチベットの人?などと想像したりもします。
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本当に絵お上手ですね。 (ホイミン)
2009-06-11 22:35:41
ビックリしました^^
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まるさん! 絵! うますぎっ!! (jamjam)
2009-06-11 22:12:52
「ホントは美大も出てますぅ」
なんて、カミングアウト無いですよね?

スクロールしてこの絵が出てきたとき
思わず、「うっうっうまいぃぃぃぃぃー!」
と、声に出てしまい、隣でTV見ていた
家人に急に何?みたいな怪訝そうな
顔されましたョ いつものことながら、
今日のはまた、さらに一段と気合が
入っているようで、スバラシー!です。
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