悲しい事故から一年

福知山線の脱線事故からあすで一年。

先日お母さんをなくしたある家族のドキュメンタリーをみました。
まだ家族の死を心から受け止められないというご主人は中学生の息子さんと
この一年二人三脚でがんばってこられました。

奥さんの足跡をたどりながら、「彼女はどんなものをみて、どんなことを
考えていたのか」と考え続ける一年だったそうです。

ＪＲとの賠償金の話し合いは、死を認めてしまうようでなかなかできない。
「もうすこし泣いていたいのかもしれませんね」


はい、一年たちました。こんなに立ち直ってます、なんて簡単なものでは
ないですね。

今朝両足を骨折した元タカラジェンヌの報道をみました。
かなりの怪我で歩くのもままなりません。

遺族のかたも、助かった乗客のかたも、おひとりおひとり重いものを
背負ってしまわれました。

もう二度と悲しい事故のないように。

今日は山手線がストップしました。
大事にいたらなくてよかったけれど、本当にいろいろな事故がおこりすぎです。
しかし、道路と線路と地下鉄と都会の交通網は入り乱れて複雑ですね。
なにか人間の傲慢さを感じてしまいます。
より便利に、より速くと求めすぎでは・・・・・