歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

お別れのとき

2008-03-30 23:48:36 | 日曜日のこと
私たちの教会で一番年上のおばあちゃまが
きのうの早朝天に召されました。

きのうは納棺式にたちあうことができました。

みんなでおばあちゃまを持ち上げて棺にお納めしましたが
とても軽くてびっくりしました。

意識は最期までしっかりとされていましたが、
足腰は弱られやつれてしまわれていたのですね。

以前のお見舞いしたときに寒いとおっしゃるので
足をさすってさしあげたら、ずいぶんやせていらっしゃいました。

おばあちゃまは満州からの引き揚げ、パラグアイへの移民、
二度にわたるご主人との死別と激動の人生を過ごされました。

わたしなんかが想像できないほどの苦難を乗り越えて
こられましたが、最期は娘さんに手をにぎられて
やすらかに眠られたそうです。


私は今夜はじめて前夜式でオルガンを弾かせていただきました。
前夜式とはいわゆるお通夜にあたるものですが、
キリスト教式だと牧師先生のお話やゆかりのかたのお話を
交えながら礼拝形式でおこなわれます。
なので奏楽も前奏や後奏・賛美歌の伴奏ととても重要な部分を
占めます。
ずっこけてしまうと会の雰囲気を壊してしまいますし、
とってもプレッシャーを感じました。
でも、おばあちゃまを天国に送ってさしあげるために
心のこもった演奏ができますようにと祈りながら
オルガンにむかったら、胸のドキドキもおさまり
不安な気持ちも消えていきました。
神様に守られた気がしました。

みなさんの心がひとつになり、とてもあたたかな会だったと思います。

明日は告別式です。明日の集まりも守られますように☆


コメント
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