歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

目で演技する

2011-02-05 20:40:34 | テレビ・映画・本
だんだんと近くが見えずらくなってきたので
本を読むのも疲れるようになってしまいました。
小説を読む機会もぐっと減ってしまったのですが、
たまたま本屋さんで手に入れたのが「告白」
昨年映画も公開されましたね。
  
ぐっと引き込まれて一気に読んでしまいました。

女の子の死をめぐっていろんな人物「級友」
「犯人」「犯人の家族」が語り手となり、
事件の全体像が浮き彫りにされていきます。

ひとつの出来事でも、人によってこんなに
違ってみえるのだということが面白かったです。

自分ではこうだと思っていることも
他の人からみれば全然違っていることもあるんだろうなあ。

殺された女の子の母親である先生が
生徒たちにホームルームで告白するところから
物語ははじまります。

この先生役に松たか子が起用されていますが
監督が「あからさまに感情を表現するのではなく
目のほんのちょっとした動きにいろんな感情を宿す、
松さんならそういう表現ができると思っていました。」と
語っています。どんな演技か興味がわきます。
本を読んで、すごく映像がみたくなりました。
コメント (2)
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逃げ出したいけどがんばりました♪

2011-02-05 19:25:12 | 音楽
サロンコンサート終わりました!

今までで一番準備をしたはずなのに・・・
歌詞を間違えて「もう1回やります!」なんて
おはずかしい限りです。

実は今回は初めてのことがいろいろありました。
なんとくじでトリをひきあててしまったこと!
N二期会のソプラニストさんが二重唱の相手をたのまれて
参加され、ついでにソロも歌われました。
そんなすごいプログラムの最後の出番なので
3時間以上みなさんの演奏をドキドキしながら
聴いていたら、自分の歌がすっかりとんでしまいました。
歌うときは観客になりすぎてはいけないんですね。
いい経験になりました。

なんだか心の準備ができないままステージにあがったら
自分じゃないみたいな感じ。めずらしくあがってしまったん
だと思います。とほほ・・・

おとといピアニストの先生に「間違ってもやりなおせば
いいですよね。」といったものの、本当は大好きな
星野さんの詩を間違うわけがないと変な自信があったんです。
ほんと、みごとに砕け散りました。

なんとか、星野富弘さんの詩を聴いてくださる方に
届けたいと踏ん張って歌ってみましたが・・・・
舞い上がっている自分をコントロールするって難しい。
どんな状況でもそれなりの歌を歌えるようにするためには
歌う基礎力と自分を冷静にコントロールする力が必要。
う~~~~~~~ん、まだまだだと感じました。

凹んでいましたが、友人が「心に響いたよ!」と
優しい言葉をかけてくれたので、
俄然ファイトがわいてきました。
よおし!次は納得いくようにがんばろう。

プロのかたは歌のうまさはもちろんですが、
歌の見せ方・伝え方パフォーマンスがさすがでした。

知人が難曲を暗譜してがんばって歌っていたり
ピアノ・フルートなどの演奏も楽しかったし
主催者Gさんは「二年かけてシューベルトの
白鳥の歌の歌曲集を歌っていこうと思います。」と
目標を掲げてみえたり
結婚して子どもができても大学の合唱サークルのメンバーと
歌い続けている人たちがいたり
いろんなかたのそれぞれの音楽にふれて励まされました。

最後はこのコンサートに関わってくださっていて11月に
48歳でなくなられたTさんを偲んで「遙かな友に」を
みんなで合唱しました。
しんみりと、でもあたたかい雰囲気に会場が包まれました。

忙しいのに応援にきてくれたみなさん、ありがとうございました☆
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