歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

なんということでしょう!

2011-02-25 21:26:42 | ニュース
NZの地震から4日め。
さまざまな報道から少しずつ様子がわかってきました。
ちょうど同じくらいの子どもを持つものとして
現地にむかわれた親御さんのお気持ちを考えると
本当に心が痛いです。
英語を勉強したいという志しをもった若い人が
巻き込まれてしまうなんて・・・
今回国際的に働ける看護師になりたいと勉強して
いる人たちがいるんだなあとあらためて知りました。
本当に祈るしかありません。

救い出された人の報道もありました。
国体にも出場したという女の子。
気丈にふるまっていましたが、
まだ仲間が10人ほどみつかっていないときくと
号泣してしまいました。
なんで自分は助かってしまったんだろうと。

もう一人の男の子は救助の際に右足を切断。
命がたすかるならしかたないと思ったという彼は
サッカー部のキャプテンだったというのです。
サッカーコートを走り回り、ボールをくり返し
蹴ったであろう足を失うなんて・・・

***********************


夕方のテレビである若者をしりました。
ずっとあこがれていたレスキュー隊になることができて
救出技術をきそう全国大会にも出場し、将来を期待されて
いました。その矢先、現場で事故にまきこまれ
大腿部骨折。レスキュー隊として現場で働くことは
できなくなりました。通報をうけるコールセンターで
勤務していましたが、これでいいのだろうかと悩む
毎日だったそうです。そんなとき農業に挑戦している
若者を知り、自分も事故をマイナスと考えるのではなく
新しいことにチャレンジして世界が広がったら
事故のことも自分の成長のために必要だったことと
前向きに受け止めることができるのではないかと
おもいきった決断をしたそうです。
そして今農業研修を終え、イチゴ狩りハウスで
お客様を迎えています。
「救助と農業は外から見たら全く違うものかもしれませんが
 助けを求める人かお客さまの違いはあっても
 ありがとうといってくれる笑顔のためにがんばれるんです。」
大きなケガをして夢をあきらめたとは思えないほど
にこやかで輝いていました。

傷ついてもまた立ち上がれる強さを人間は持っていると
あらためて教えられました。

クライストチャーチで苦しんでいらっしゃる方が
立ち上がるために私ができることは?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする