歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

今の生活を変えられる?!

2011-05-06 21:53:09 | テレビ・映画・本
福島原発事故がおきたとき
自分自身が原発について知らないことが多すぎることに
気がつきました。

図書館で原子力やエネルギー・エコ関係の本が気になり、
子ども向けの原子力発電の仕組みの本まで借りて
読みました。

今週も
「知ればなっとく脱原発」
「ヨーロッパ流エコライフ『やさしくて小さな暮らし』を
 自分でつくる」
を読みました。

子どものころ、使用済みの燃料をどうするか・どこに
もっていくのか問題になっていた記憶があるのですが、
今回本を読んでみるとそれらの問題はなんの解決もされない
まま原子力発電はどんどんすすんでいたんですね。

ヨーロッパでは日本のように洗濯や掃除を頻繁におこなわず
物や時間に追われない生活をしています。
テレビの番組でオランダの自転車生活を紹介していました。
私は子どもが小さい頃、とにかく子ども3人を車につめこんで
移動していたのですが、自転車道が完備されているオランダでは
小さな子どもも自分で自転車をこいでいました。
毎日自転車をこぐ子どもをみながら、親は子どもの成長を
しっかりと感じることができ、風を感じながら絆を強める
大切な時間を過ごしているんですね。
ただただ便利さを求める生活では、ゆっくりと子どもたちと
向き合う時間がもてないのだなあと感じました。

安定した電気を供給できる点で、今のところ原子力発電を
ゼロにするわけにはいかないけれど、これから
日本人がどんな生活をめざしていくのか考えないと
いけない曲がり角にたっているのは確かだと思います。

そう思っていたら・・・
いきなり総理がC部電力H岡原発のすべてを止めるようにと
要請したというニュース。
代替エネルギーのことも考えないうちに止めるということに
なれば今の生活を省エネに思い切り変えていかなくては
ならないってことですよね。この地区のTヨタをはじめ
企業の生産力に影響がでないかも心配です。
国民的なコンセンサスもないままに・・・


福島原発ではすべて後手後手なのに
なぜH岡原発に関して先走っていきなりの要請?
原発反対派のかたたちからすれば、大歓迎なのかも
しれないけれど、私は唐突すぎてとまどってしまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする