歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

作り上げるパワー

2024-12-18 14:46:00 | テレビ・映画・本
谷川俊太郎さんが90歳のときに
作られた絵本の出版についての番組を見ました。

ぼくはしんだ じぶんでしんだ

「子どもの自死」に対峙して
詩人とイラストレーターの格闘。

家庭に問題があったり
いじめがあったんだろうと
わかった気になりがちですが、
原因のわからないことが大半を占めるそうです。

表面上は明るくて問題を感じないような子どもたちが
急にいなくなる…

私たち大人はわかった気になってはいけないのですね。

スノードームというアイテムひとつにも
ああだろうかこうだろうかと
こだわって作り上げられた一冊。

子どもたちはなにを感じてくれるのかな。
私も実際に手にとってみたいです。


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今年の大河ドラマが終わりました。

平安時代を1年間放送するなんて
飽きちゃうんじゃないかなあと
思っていました。
でも俳優のみなさんの熱演で
静かな中での心のゆらぎなど
ぐっと引き込まれていきました。

これから武士が台頭し
嵐の時代がやってくるのでしょう。

脚本を書かれた大石静さん。
第二回を書き終え後
ずっと看病されていたご主人を亡くされたそうです。
しばらくは筆が止まったものの
やらなくてはと脚本を書き続けられたそうです。
でもそれがあったからこそ
喪失感を埋めることができたとか。

ご主人をなくされたことを
作品へのパワーに変えられたとは。



いいものにふれたとき
その裏にはどれだけ作り手のパワーが込められているか
しっかりと受け取れるものでありたいと思います。
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